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いつも足りていないと思うもののことばかり考えていませんか。
人間はほうっておくと、そうなってしまうようにできているようです。
ドイツの哲学者ショーペンハウエルは言ったそうです。
「我々は自分に備わっているものをほとんど顧慮せずに、いつも欠けているものについて考える」

わたしたちが棲んでいる世界
そう言われてじぶんにすでに備わっているものをよく考えてみれば、この世界はありとあらゆるものをあたえてくれていることに気がつきます。
いま住んでいる家の部屋のなかをみまわしてみましょう。
木とか土でできているものは言うにおよばず、プラスチックや塗料などの石油製品にしてもおおもとはこの地球にあったものが加工されたものです。つまり、天からあたえられたものに囲まれてわたしたちは快適な生活ができているのですよね。
快適だと感じている自分自身の身体もおなじです。この超複雑な機能を果たす、すばらしく高性能な細胞の集合体は、決してじぶんや両親が意図して意識的につくったものではありません。じぶんの意思でつくったものではなく、ありがたいことにたまたま、偶然に生まれついて、たまたまいまここにいて快適だなと感じられているわけですよね。われわれはなんという幸運の持ち主なのでしょうか。
そのように考えてみると、すべてはあたえられたものでありがたいなという気持ちになってきます。するべきは、いまあるもの、ことに感謝することで、足りないものに文句をつけるなんてほんとうにおこがましいことだと思えてきます。
私たちは明けても暮れても美しいおとぎの国に住みながら、目をふさいで見ようともせず、見飽きているためそれに喜びを感じない。
道は開ける/デールカーネギー
【今日の料理】
豚バラ肉となすびのみそ炒めです。
豚バラ肉は脂肪分が多くてカロリーが気になるかもしれませんが、反面うまみがつよいので、少量でも満足できます。今宵の材料は豚バラ肉150グラム程度と中くらいのなすび3本、えのき1パックでした。
肉を減らしたぶん野菜を多くすればボリュームがでて、納得の晩のおかずになりますよ。
炒りたまごをトッピングすればそれはそれは満足の一皿になること請け合いです。
