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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
きょうは相続税対策案件のご説明をする日でした。事前にお客さまへお送りした資料が気に入っていただけたようです。
相続対策案資料の事前送付
ご説明の日は決まっていたのですが、事前に資料をお送りするとはお伝えしていませんでした。
ご説明の当日に資料をお渡ししたのでは、時間的な制約もありますから概要しかご説明はできません。そこで、数日前ではありましたが、レターパックで資料をお送りしました。
事前に概要だけでも、ご覧いただいていれば、こちらとしても当日に一からご説明する必要もなく、特にお伝えすべき事柄を抽出してご説明して、あとは疑問点や不安な点にお答えすればいいので、資料の事前送付をして正解でした。
数字にすることが安心に
今回相続対策のご依頼をいただいたのは、同族法人主催者の70歳代のご夫婦でした。おふたりとも自らの財産額を正確には把握しておられませんでした。だいたいこのくらいはあるだろうと、大掴みにはしていたのですが、お送りした資料の財産額を見て、想像していた金額の2倍もあったので、驚かれたそうです。
財産の額が具体化したことによって、ぼんやりとしていた将来の見込みがはっきりし、腹積もりができたと喜んでいただけました。私の作った数字が、お客様の将来の安心に繋がるということを実感できました。
相続税の申告書作成の仕事は、内容が複雑な不動産評価やどこまでを家族名義預金とするかなどの判断が必要な場合を除けば、誰が申告書を作成しても申告書の内容はそんなに変わりません。お客様にとっても、申告納税の義務が課せられているから、いたしかたなく義務を履行するためにやっているという感覚の方がほとんどでしょう。
そこへいくと、相続対策の仕事は結果が見えない状態で、できる限りのご提案をしてゆく作業です。そしてお客様にとっても、義務的ではなく任意で依頼をするものです。
相続税申告書作成との何よりの相違点は、財産を積み上げたご本人に、財産についての説明ができるということです。
自分の財産を把握して次世代にどう引き継いでゆくか、考えるきっかけになる仕事です。
相続税対策は難しいと悩んでいたのですが、難しい分喜んでいただけると非常にありがたい気持ちになります。
感謝をいただきありがとうございました。
【きょうの仕事】
調査対応の方策を練っていました。通達の解釈をいろいろと考えていたのですが、よく読めば答えは書いてあります。
【きょうの料理】
根菜鶏です。加熱はほとんどレンジまかせ。ビバ!レンジ!