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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
Facebookを眺めていたら、富士フィルムのCMでXhalfなるデジタルカメラが2025年6月に発売されることを知りました。何このカメラ、めちゃくちゃかっこいい。

伝統のライカMシリーズ、もしくは往年のコンタックスTを彷彿とさせるスタイル。光学ファインダーの隣の白い窓はなんとフラッシュ発光部なのだそうです。うーん合理的、そしてかっこいい。
懐かしのhalfサイズ
ハーフサイズのフィルムカメラをご存知の方は、そこそこの年齢を重ねた方ではないでしょうか。
フィルムがまだ高価だった頃、35ミリフルサイズの半分のハーフサイズのカメラがありました。
有名どころではオリンパスのペンシリーズで、コンパクトで操作も簡易なモデルから、一眼レフモデルまでラインナップされていました。
24枚撮りのフィルムなら48枚、36枚撮りなら72枚も撮れるのですから人気も出る訳です。
35ミリフルサイズは横長のフォーマットで、それを縦に分断するので、縦長のフォーマットになります。当然ファインダーを覗くと縦長でした。
新発売される富士フィルムのXhalfもデフォルトが縦長フォーマットというコンセプトなので、Xhalfと命名されたのでしょう。
なんと手巻き?

なんとこのXhalf、巻き上げレバーが装備されています。
デジタルカメラなのに、巻き上げレバー?いったい何を巻き上げるのでしょうか。
メーカーのサイトによればフィルムモードというモードに設定すると、設定した枚数に達するまで背面の液晶画面は使えず、光学ファインダーのみでの撮影となり、撮影する度に巻き上げレバーを操作しないとシャッターが切れないような仕組みになっているそうです。
普通に考えれば、省略できることは省略するのがアタリマエのところを、あえて面倒なことをユーザーに求めるという凝りようです。
これはフィルム世代のお父さんの心をわし掴みにして放しませんね。
見せ方、売り方を考える
いまやスマホ内臓のカメラがデジタルカメラの性能を凌駕する時代ですから、デジタルカメラの出荷台数は右肩下がりで、その存続が危ぶまれているなんて新聞記事を読んだことがあります。
それでもスマホではもの足りないという写真好きは相当数いて、その人向けの商品は生き残ってゆくものと思われます。
実際このカメラを見て私は「欲しい」と物欲を刺激され、目がハートマークになってしまいました。少なくとも私の目には、それだけの魅力ある商品に映りました。
スマホの時代だからもうデジカメはダメだ、ではなくて売り方を考えればそこに商機はあるということなのでしょう。
私は税理士ですが、一個人事業者としてこの商品の売り方、見せ方には学ぶべきところがあります。
【きょうのお仕事】
思いもよらない相続人が存在していて、親名義の土地の相続登記ができずに困っている方の相談。これも人助けになります。
【きょうの料理】
塩鮭に新玉ねぎのっけ。塩鮭は何もしなくても味が決まっているので便利です。ごちそうさまでした。

