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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
「お金がない」という言葉を耳にすることがあります。その言葉はお金というものに対して失礼にあたるという考え方を「身口意の法則」(種市正覚著 フォレスト出版刊)で発見しました。

「ある」のに「ない」と言っていないか
なぜお金に対して失礼にあたるのか。それは、「お金がない」と言ってはいても所持金がまったくの零円である人はほとんどないはずなので、金額は少ないかも知れないがお金は持っている訳です。
それなのに、お金がないと言ってしまうことは失礼だと著者は指摘します。
たしかに、社会人の方であれば日々の生活をしてゆくためにいくばくかの現金なり、電子マネーなりの通貨を所持しているはずです。
先日も「お金がぜんぜんない」と言っている方を目にしました。
言っている本人の意識としては、自分の欲求の満たすには現在使うことができる金額が少ないということを端的に「お金がない」と表現してしまっていることは理解できます。
ただ、持っているのに「ぜんぜんない」と言ってしまうことは、人で言えばその人がいるのに「いない」と言っているのと同じことになってしまいます。
同様に、わずかであってもお金はあるのに「ない」と言ってしまうことが、お金に対する礼を失しているということです。
礼を失しているということは、その人は実はお金をぞんざいに扱っているのではないかと考えられます。
無意識の口ぐせの影響
人間の行動はそのほとんどが無意識の領域に支配されているそうです。
「お金がない」というような言葉を無意識に使ってしまっていることが、無意識にお金をぞんざいに扱う行動となり、その結果が今現在のフトコロ具合になっているというながれになる。どうもこれが真相のようです。
自分の口から発する言葉には気をつけたほうがいい。
誰も聞いていないからOK、ということは絶対にありません。自分自身が聞いています。
【きょうのお仕事】
土地評価の仕事の仕上げ。やはり地図をながめているのは楽しいものです。
【きょうの料理】
ご存知、井村屋の片手で食べられる小さなようかん。ほんとに片手だけで食べられます。

