おはようございます。税理士の岡田隆行です。
朝から重たいテーマで失礼します。2021年に80歳で亡くなられた「知の巨人」の異名をとる立花隆さんの膨大な著作の中から、「人間とはなにか」というテーマで内容の濃い言葉を抜き出して、再構成されて編まれた本です。考えることは大切だなとあらためて、考えさせられる濃厚な内容となっています。

人間の基本的な欲求とは
立花さんは、朝から晩まで取材や執筆のために資料を読み、勉強をしているという生活だったそうです。それは仕事だからやっていた訳ではなくて、ほんとうに知識を得るお勉強が大好きだったから。お勉強をしている時が一番楽しい時間だったそうです。
人間の持つ知識欲には、どういうファンクションがあるのかを考えてみると、これは要するに、ヒトの社会をここまで発展させるために必要だったのが、この知的欲求であるということになります。~(中略)~これはすべてヒトの知的欲求の歴史的積み重ねがなしたものといってよいでしょう。
いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか~立花隆
人間にとっての知識欲は、食欲や性欲に並ぶほどの根源的な欲求なのだというお話しです。たしかにその強弱に個人差はあるものの、人はみなそれぞれ知識欲を持っていると思います。文明社会の発展もその知識欲による部分が大きいのでしょう。
言われてみるとそうかも知れないとは思うのですが、私にはデールカーネギーさんの「人を動かす」にあった「人間が欲しがるもの」についての説明のほうがすっと腑に落ちました。デールさんの説明はこうです。
人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えることだ。では、人が常に欲しがっているものはなにか、それは「自己の重要感」だ。
そして、この「自己の重要感」を欲しがる人間の本性が文明社会を発展させてきたのだというのです。自己の重要感を得たいがために、人間のうち、ある人達が貪欲に知識を求めた結果として文明社会が発展してきたのだということですね。
どのように自己の重要感を得るかは人それぞれであり、当然それは知識を得ることのみではないということで、私もそう考えています。
【きょうの料理】
サバ味噌大根です。私は魚の煮つけは、あまり経験がありません。経験がないので、前回サバ味噌を調理した時に、うっかり調理前にサバの切身に熱湯をかけまわし臭み抜きをするのを失念してしまいました。結果は惨敗、出来上がりを口にした瞬間、生臭さが残ってることが発覚。やはり押さえるべきところは押さえていないとだめですね。今回はきちんと臭み抜きをしたところ、美味しくいただけました。ごちそうさまでした、
