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お金にとらわれている、のかも知れません

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お金にとらわれている、のかも知れません

当ブログをご覧いただきありがとうございます。税理士の岡田隆行です。

老後2000万円問題が話題になってからはや2年が経とうとしています。老後の資金が2000万円不足するであろうという試算が公表されたことに端を発して大騒ぎになりました。

sora

「バビロンの大富豪」と「お金の減らし方」

収入を得たら、その十分の一を必ず貯えておき、そのお金をしかるべきところへ投資すればお金持ちになれる。というのがこの”THE RICHEST MAN IN BABYLON”の本質です。

ロバート・キヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」にも何回も出てくるタイトルです。確かに定額積み立てが習慣づけて、その積立には手をつけず固い投資に回しておけばお金は着実にふえてゆくことでしょう。

他方、ある程度の年齢になったら、お金は使っていきましょうという「お金の減らし方」のジャンルの本もあります。○○歳までにお金を使い切るための指南書のような類の本です。

私、個人的にはお金が貯まっていても邪魔にはならないのだから、あえて使い切る必要はないのではないかと考えています。

欲しいもの、やりたいことがあるのにもかかわらず、「使っちゃいけない」ブレーキがかかってしまって人生を楽しまないのは損失です。だから、稼ぐのに使う労力と、お金を使って楽しむことのバランスを大事にしましょうといった内容のようです。想像してみるに、それって結構難しい気がします。

ライフプランは大切だけど

公的年金制度の将来に不安を抱く人が増え、実際に年金支給開始年齢もどんどん後ろ倒しになっていきます。死んでしまったらもうもらえなくなるのだからと言って、前倒しで支給開始する人もいらっしゃいます。何年後、何十年後かに受取り始める年金のことで、頭を抱え悩んでいる方が相当数いるものと想像します。

将来の収入を不安に思うことはアタリマエのこと、至極当然のことだと思います。少し年齢が上の人達の受給額を見て、「あの世代はいいよなあ、それに比べて俺の世代は・・とほほ・・」と先輩を妬みつつ、悔んでみたりしている方もいます。

でも、自分よりも後の世代と自分の世代を比較してみたらどうでしょうか。自分たちの世代のほうがよほど恵まれていると思えるのではないでしょうか。結局、年金の額なんて社会情勢、人口の年齢別配分によって変わるものですから、それをいたずらに不安がることで何か得られるものはあるのかなあと私は思っています。

事実を把握して、対処するというのであればそれは良いことです。自分の年金受給額が概ねいくらだという事実を把握して、不足する分はこれこれのアルバイトをして賄おうという対策を立てておくけば、漠然と不安に思っているよりはずいぶんマシです。

そういったライフプランニングを立てることは、とても大切なことだと思います。ただ、プランはしょせんプランであり、現実にはどうなるかその時にならなければ分かりません。思わぬところから多額の収入があったりするかも知れませんし、とんでもない大損をしてしまうことがあるかも知れません。

お金に対するイメージ

「金持ち父さん、貧乏父さん」のなかで金持ち父さんが言います。
「お金には実体がない、このことを理解すれば早くお金持ちになれる。」

今井孝先生は言います。「お金はニュートラルなのです。いいお金も悪いお金も、きれいなお金も汚いお金もありません。」

お金に対するとらわれから解放されれば、もっとお気楽に日々を過ごせるのではないかなとおもうのですがいかがでしょうか。

【きょうの料理】

goboucurry

ゴボウと豚バラ肉のスパイスカレーです。
薄切り豚バラ肉は臭みとアクを取るため、一度軽く湯通ししてからカットします。ニンニクひとかけ、ショウガひとかけ、はすりおろして、クミンシードと共にオリーブオイルで加熱します。そこに玉ねぎみじん切りを入れて蓋をして蒸し焼きにしてからちょっと焦げ目がつくくらい焼きます。トマト中1個をざく切りにして加え、トマトが煮崩れたら、大根5cm、ニンジン3cm、ほうれん草3枚をレンチンしておいたものを加えて炒めます。スパイス(ターメリック、チリ、コリアンダー、クミンいずれもパウダー)を加えてさらに炒め、顆粒コンソメ小さじ1を溶いたお湯1カップ半を加えて煮立てます。
具材がやわらかくなったら、ハンドブレンダーでなめらかになるまで混ぜて茹でた豚肉とレンチンしたみじん切りのゴボウを加えて、塩小さじ四分の一、砂糖小さじ1程度で調味すればできあがり。

味の決め手は塩なので、最初は少な目にしておいて、足りなければひとつまみづつ加えます。顆粒コンソメにも塩分があり、具材の出汁もあるのでそんなに塩を入れなくてもおいしくいただけます。電子レンジは偉大です。

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