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紫陽花アジサイの谷~八十八庵の紫陽花園

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紫陽花アジサイの谷~八十八庵の紫陽花園

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。

先日、四国八十八カ所、結願寺の大窪寺さんへ参拝してきました。打ち込みうどんで有名な八十八庵(やそばあん)のアジサイ見物をさせてもらいました。

ajisai1

1000株のアジサイの谷

八十八庵で打ち込みうどんをいただいた後に、無料の入園券(プラスチック製のカード)を受け取り、お店の裏山へ。

未舗装の山道をくねくね10分ほど進むと、アジサイの谷になっています。1000株植えてあるそうです。

幅半間ほどの山道は未舗装ですが、雑草はきれいに刈られておりきちんと管理されています。ふだん、自宅から10分の山道をランニングしますが、全線2車線の舗装道路です。登山の趣味でもないと、なかなかこういったほんとうの山道を散策することもありません。

花鳥風月

養老孟子先生が言ってましたが、最近の子どもの作文には花鳥風月がないということ。花鳥風月、つまり自然のことですね。人間も本来は自然のものなのに、ふだんの生活ではそれを忘れてしまっている。自然の対極にあるのがオフィスビル、マンションなのだそうです。人間のアタマのなかを具現化したものがオフィスビルであり、マンションなのだという意見です。その定義は、「すべてに意味があること。」

意味がないことを人間のアタマは許さない、意味があるものとそうでないものとの線を引いてそうでないものは切り捨てる。エアコンで暑くもなく、寒くもない。照明で朝も昼も夜もない。匂いもない。雨が降りこむこともない。ただただ、均一の時間と空間がある。

自然のなかの山道ではまったく違います。暑いし、寒いし、眩しいし、暗い、雨で濡れるし、道は土ですから水たまりになります。

でも冬が寒いからこそ、春の暖かさを感じることができます。真夏の猛暑が少し和らいだ時に、「ああ、涼しい」と感動します。生まれてからずっと、何もない均一な空間にいたら、そんな感動を味わうことはできないでしょう。

お金持ちの家に生まれたひとは、生まれてからずっとお金持ちのままなので、自分がお金持ちなので嬉しいという喜びを感じられないそうです。その人にとってはお金持ちが、ベーシック、アタリマエなのでありがたみを感じないのです。ところが、お金持ちではない人が頑張ってお金持ちになった場合にはその喜びを強く感じやすいといいます。

☞ 本来出来事に良いこと、悪いことはない

どちらが幸せか、それは人それぞれの感じ方なので分かりませんが、自然に感動するというのはそういったことなのかも知れません。

ajisai2

降ったりやんだりの空模様でしたが、しっとりとしていてアジサイ鑑賞にはぴったりの光加減でした。

これは、高松市のサンフラワー通りとレインボー通りの間にある、野田池のアジサイです。

【きょうの料理】

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