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どんどん仕事が来ても困る 誰もが経済合理性を追求している訳ではない

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どんどん仕事が来ても困る 誰もが経済合理性を追求している訳ではない

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

営業の電話はできる限り取らないように心がけています。きょうはたまたま私の電話に登録のない方から連絡があるかも知れなかったので、ついつい出てしまったら、相続税理士を推しているコンサルタント会社の営業からでした。

antique close up cord dial
Photo by Pixabay on Pexels.com

必要なら自分から買いに行く

「今、運転中なので・・・」と言って電話を切り、さっそく着信拒否登録しました。

聞くところによれば、その電話の会社は事務所のHPをはじめいろいろな戦略で税理士事務所を後押しして、相続案件を獲得させるためのコンサルタントをしてくれるそうです。

そのコンサル会社にしてみれば、私のような素人丸出しの拙いホームページを開設しているような事務所は恰好のターゲットなのでしょう。

想像ですが、「私どもにお任せいただければ、相続税案件がバンバン獲得できますよ。」などと営業をかけて、月々何万円とかのコンサル料を請求するのでしょう。

事務所とブログのサイトを立ち上げていながら、こんなことを言うのは奇妙に思われるかも知れませんが、どんどんお客様が増えるのは考えものです。

非拡大志向

それは私が税理士業を、拡大したいとは考えていないからです。

途切れない程度に、仕事があればいいとしか考えていません。その程度のお客様がいれば生活が困窮することはないことが分かっているからです。

もちろん、私のサイトをご覧になったお客様から連絡をいただけることは、無上の喜びです。でもそれは、自分で作ったものの評価を得られたという達成感からくる喜びです。

仕事が取れて、営業目標が達成できることの喜びというものではありません。

コンサルを依頼して営業のやり方を変えれば、お客様は確実に増えることでしょう。私は営業が本業ではありませんから、そこを外部委託すればいいという考えかたも分かります。

でも、その紆余曲折する楽しみを他人に取られてしまうような感覚なのです。

クルマで言えば、MT(マニュアルトランスミッション)車に乗りたいのに、AT車に無理やり乗らされるようなものです。ちょっと違うかも知れませんが・・・

要は自分の好きなようにやりたいのです。誰に迷惑をかける訳でもありませんので、放っておいてほしいというのが本音です。

税理士に限ったことではないと思うのですが、人間は皆等しく経済合理性を追求して最大の利益を得たいと思っている訳ではないのです。

【きょうの仕事】

申告前の相続税案件の見直しをしていたところ、結構な額の財産計上を失念していました。(気がついてよかった・・・感謝)いちど仕事が完成したら、少し時間を置いてから見直すと作った時のことをある程度忘れていますので、他人目線で見ることができるのでおすすめです。

【きょうの料理】

豚こま大根です。大量に見えますが、8割方大根で構成されています。

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