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人間の行動原理は普遍的 ~ D・カーネギー著/人を動かす

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人間の行動原理は普遍的 ~ D・カーネギー著/人を動かす

弁護士の谷原誠先生がYouTube動画でイチ推しされていましたので、さっそく買ってみました。
CD8枚構成で16,000円しますが、それだけの価値は十二分にあります。私はMP3プレイヤーで暇があったら聴いています。

hitowougokasu CD
D・カーネギー著 人を動かす

人の行動原理は自らの重要感

カーネギーさんの結論はこれです。

人間は自分が重要な人間だ、と思いたいと常に考えている。

ですから、ひとさまにはあなたは重要な人です、私はそう思っていますということを伝えること。

そうすれば、その人から信頼感が得られて人間関係がうまくゆき、万事がうまくながれてゆくようになるということです。

これは、今に始まったことではなく、三大宗教の根本的な教えにも共通してそう示されています。

たとえば、イエス・キリストの説く自分がしてもらいたいことを、他人にしてあげなさいという教えもこのひとさまに重要感を与えるということにつながります。

大見出しは以下のとおりです。

  • 人を動かす三原則
  • 人に好かれる六原則
  • 人を説得する十二原則
  • 人を変える九原則
  • 幸福な家庭をつくる七原則

内容は数々の具体的なエピソードで構成されています。

エイブラハム・リンカーン、アンドリュー・カーネギーなど当時の世界的な偉人のエピソードもあれば、アル・カポネや二丁拳銃のクロ―レーなどの悪者、著者デール・カーネギーのセミナー参加者のエピソードもあり、これでもかとばかりのエピソードが登場します。

読んで聞いていておもうのは、要点だけでは人間の心には入ってこないんだなということ。エピソード、事例があってこそ腑に落ちることが実感できます。

重要感を得たいという本性あればこそ

この重要感を得たいという人間の本性があればこそ、文明の発展の礎になっているのだといいます。

ただ、どのようなことで重要感を得るかについては、人それぞれでよいことばかりではないということです。例えば、ロックフェラーにとってのそれは、風土病撲滅のために巨額の寄付をすることであり、アルカポネにとってのそれは、暗黒街のボスに成り上がることでした。

初のCDブック

ごめんなさい。CDブックをなめていました。本は活字を読むものだ、という思い込みがありました。朗読しているのは、男性アナウンサーなのですが、目で活字を追うのと、耳から音で入ってくるのとでは全く違います。

おそらく、脳のうけとめる場所が違うのでしょうね。CD8枚の構成で、1枚がおおむね30分程度に収まっています。ウォーキングしながら、家事をこなしながら聞き流すだけでも体に入ってきます。これで、人様とのおつき合いのしかた、考え方が変わるような気がします。

【きょうのスイーツ】

お菓子屋さんの焼き菓子って、結構なお値段しますよね。

これはカンタンでかつチープです。

ホットケーキミックスを使ったカステラ。

アルファベットチョコレート(大袋入りの粒チョコ)を5粒混ぜこんでみました。

慣れると本当にカンタンにできます。

玉子2個と砂糖40グラムを泡立てて、溶かしたチョコレート、オリーブオイルを混ぜこみ、ホットケーキミックス70グラムをさっとからめてオーブンで焼くだけ。

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