どの仕事を優先するか悩む 悩んでいる暇に手をつける
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
税理士業を開業してからはや5年が過ぎて、6年目に入っています。ありがたいことに開業当初にくらべればずいぶん仕事が増えてきました。

大相続時代
大相続時代と聞くと、15世紀にポルトガルやスペインが世界の海に乗り出した「大航海時代」が思い浮かびます。
今年2025年は団塊の世代が後期高齢者となり、相続件数が急増するというのはAIの受け売りですが、それを実感として感じています。
私が税務職員を辞めて、開業税理士となったのは2020年です。開業後、年を追うごとに相続税の申告書作成案件は増えてきています。
これは人脈が広がって、依頼してくれる方が増えたということももちろんあるのですが、大相続時代に入ってきている影響もあるものと思われます。
年間に亡くなる人の数は現在の140万人から増え続け、2038年にピークを迎えて168万人になると予想されているようです。2038年は13年後ですから今年57歳の私は70歳となります。
依頼のあった仕事は断らないようにしていますが、今後仕事の件数が増えてくると果たしてお応えできるだろうかと思っています。
お仕事があることはとってもありがたいことなのですが。
仕事の優先順位
相続税の申告期限は相続開始日の翌日から10ヶ月後です。それこそ四十九日も過ぎないうちに依頼がある場合もありますが、来週が期限です、なんて案件も舞い込んできたりもします。
なかなか計画的に仕事をこなすのが難しい状況になってきてはいます。ただ、当事務所では法人や個人事業主の顧問先を抱えておりませんので、特定の時期が超繁忙期になるということがありません。
ですので、まあ何とかなるのですが、如何せんひとりで切り盛りしていますので、業務の効率化は常に考えておく必要があります。
急ぎそうな案件から手をつけていくしかありません。
【きょうのお仕事】
重たい案件の目途がつきました。土地の筆数が多く、しかも農地の納税猶予を受けるかも知れないというので、その試算もしなければならず。
【きょうの料理】
キャベツ、牛蒡、豚こま肉で味噌味に。牛蒡がいい仕事をしてくれています。ごちそうさまでした。


