よいことを探すクセをつける きょうの生があることの奇跡
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
「他人の不幸は密の味」という言葉がありますが、悪口も密の味になるようです。
きょうのテーマは悪口はからだによくないという話です。

五戒を口にしない
五戒とは「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」のことです。
ときおり、この五戒ばかりを口にしている人をみかけます。
以前私は他人の悪口、陰口をよく話の種にしていました。悪口を言うには、他人の悪いところを見つけなければなりません。
そうすると、悪いところを見つけることが習慣になってしまいます。
出会う人がみんな自分と気が合う、自分の気に入る行動しかしない人ばかりなことなんてあり得ません。
気が合わない人が存在することは自然なことです。
言葉には言霊があり、それを考えて口に出していると、自らの潜在意識に暗示をかけて、自分でその五戒に近づいていることになります。
それよりも、他人のことをほめることは何かないか探すことを習慣にする。それが続けば、そのよい影響は自分自身にはね返ってきます。
他人をほめる、ほめられることを探すことが、ひいては自分の幸福につながります。
生きている奇跡
地球の環境は奇跡としか言いようのないことの組み合わせの結果として、多様な生物が生きていられています。
地球と太陽との絶妙な離れ具合が奇跡的にちょうどいい。ちょっとでも近いと暑過ぎて、遠いと寒すぎる。
絶妙な地球の自転時間が奇跡的にちょうどいい。遅すぎると暑過ぎのところと寒すぎのところができてしまう。
温度が適当だから水が水として存在できている。水があるから生命は誕生してここまで進化することができているのです。とても恵まれています。
そんな地球のなかでも、赤道付近では暑すぎ、南北の極点に近いと寒すぎる場所もあります。
最近は極端な猛暑や大雨も頻発していますが、私たちがたまたま生まれついた日本は温暖な気候に恵まれています。
さらに言えば、生き物が生まれてくる確率は、宝くじの1等が100万回当選したのと同じ確率なのだそうです。
宝くじの1等の当選確率は2000万分の一ですから、私たちがきょう生きていられるのは2000万×100万分の一の確率な訳です。
その確率にはさらに地球環境が奇跡的に快適だった確率も乗じることになります。つまり私たちは途方もなく恵みのなかで生かされているということです。
作家のひすいこたろうさんの表現を借りれば、それは「神様のやらせ」だとしか考えられないといいます。
神様のやらせってどういうことかというと、「みんな生まれるべくして生まれてきている」ということでしょう。
そんなとんでもない幸運の結果として、きょうの日を生きていられるのに、絶対に自分のためにならない悪口を口にしているなんてモッタイナイ。
他人のほめるところを探しましょう。
【きょうの料理】
タラの味噌煮。


