「紙」を奪いあう人間という生きもの

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現金を奪いあう=紙を奪いあう

多額の現金を強奪されたという事件の報道を目にしました。

☞ タンス預金の減少 相続財産としての現金の特殊性

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現代の現金は貨幣もありますが、主としては紙幣。紙でできたお金です。

紙に各国が「これを”お金”ということにしよう」と決めて、定型の絵と数字を印刷したものが紙幣として通用することになっています。

ただの紙が「これがお金だ」と決められて印刷された瞬間、その紙に印字された数字に相当する価値を与えられる。

人間はその紙に価値を見出し、強引な手口を使ってでも奪おうと躍起になる人もでてくるということなのですね。

でも、考えてみると紙を強奪するなんて、ちょっとヘンではないかなと思うのです。

最近はキャッシュレス化が進んで、お金もデジタルつまり数字になっています。サイバー攻撃で銀行のシステムをハックして、デジタル通過を奪うなんてことも起こっているようです。

お金はどんどんバーチャルなものに変容していっているのですが、「実体がない」というお金の本質により近づいていっているともいえるのではないでしょうか。

江戸時代の各藩の経済力を示すのは石高で、お米をどれだけ生産できるかを数値換算されていました。お米=お金ということだったのですね。徴税も年貢米としてお米換算でした。

お米を奪うのであれば、その対象そのものを食べて生きながらえますので、まだ理解できるのですが。

他の生きものの視点

今、オーディオブックで朝井リョウ作品「生殖記」(朝井リョウ著/小学館刊)を聴いているのですが、その作品は生物の生殖本能である「小生」のひとり語りです。

これまで何百種という生物の生殖に携わってきた「小生」が客観的に見た人間社会の摩訶不識さ、ヘンテコさがうまく表現されておりとても興味深い作品です。

人間以外の生きものの視点からは、紙幣という紙を奪いあっている人間はさぞかし奇異に映ることでしょう。

【きょうの仕事】

確定申告期だからという理由もなくなり、相続税案件を期限が迫っている案件順にこなしていきたい、のですが分割が未了だったりして滞っているものもあります。

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889

国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。

事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。

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