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一気に何かしようと思うとたいてい失敗します。
”一気”には無理が出る
- 借金を一気に返そう
- 試験勉強の一夜漬け
- 一攫千金、ギャンブルでお金持ちになる
- うまい儲け話
- 急ブレーキ 急ハンドル
- 急発進 急加速
- お酒の一気飲み
一気にやろうとすると、必ず何かしらの無理が出ます。一気にやろうとするその行為自体に無理があって反動が来るのでしょうね。
借金返済についてもそうで、月々の決まった返済以外にコツコツ積立して、ある程度貯まったら繰上返済することを繰り返せば、思いのほか早く返済できます。
できますし、本来は返済期限までに返せばいいのですから、一気に返す必要もありません。
借金をどうしようどうしようというクヨクヨという良くない感情がよくないのであって、借金自体は悪くありません。
借金をどうしようという良くない感情が、一気にもうけてやろうという気になって、賭博のような儲け話に手を出してしまって余計に困窮してしまうというのはよく聞くはなしです。
できることをやってゆく
成功者とか、お金持ちとか言われるような人になりたいとは思いますが、その方も一気にそうなった訳ではないでしょう。
継続は力なり、千里の道も一歩からコツコツは簡単です。簡単ですが、コツコツは地味でそんなに面白くはないのが実情です。
毎日毎日できることをできるだけやってゆくだけ。ただそれだけで、特別なことはしないでも日々の積み重ねが大きな結果につながるものなのだと、自己啓発本にはたいてい書いてあります。
自分の勝手な思い込みで、焦ってしまって、早くしないとだめだとか、こんな自分ではまだ駄目だとか、実力がまだないからだめだとか、あの人みたいになってないからだめだとか等々自分にダメ出ししつづけて時間を浪費しているということなのでしょう。
私のメンターのひとりである今井孝先生の成功の秘訣の言葉にもあります。
人のために、ゆっくりと、一生懸命に
この逆は
自分のために、焦って、楽しようとして
ですから、まさに一気にやろうとしていることが、これに当てはまりますよね。
一日はあっという間に過ぎて行きます。できることは限られています。特別限定品です。
なのに私たちは気をつけていないと、まるで永遠に時間が続くような時間の使い方をしてしまいがちです。
時間を潰すという言葉をよく使いますが、潰す時間なんてどこにあるのでしょうか。
この大切な特別限定品を潰してしまうなんて、お金をドブに捨てているようなものではありませんか。
この特別限定品をどう生かすか、生かすも殺すも自分次第です。そのことを常に頭の片隅に置いて日々を生きたいものですね。
【きょうのスイーツ】
ホケミチョコケーキです。
レーズンとでん六の甘納豆があったので刻んでいれてみました。
材料は、ホケミ75グラム、砂糖大さじ1、ハチミツ大さじ1、玉子2個、バター10グラムぐらい、ラムダーク大さじ1、カリフォルニアレーズン適量、でん六甘納豆 です。
砂糖の量がどの程度影響があるのか、いまだによく分かりません。
入れすぎたかと思っても、食べてみるとそうでもなかったりして。
味にそれほど影響しないのなら、砂糖は少ないに越したことはないですよね。