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フォアフットランでマラソンに出場する~ワラーチの効能

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フォアフットランでマラソンに出場する~ワラーチの効能

足の土踏まずから先だけで走る走法のことなのですが、ごぞんじでしたか?
フォアフットラン、またはベアフットランともいうようです。

sea
サンダル

ワラーチでハーフマラソン

以前、友人に「ワラーチ」というサンダルのようなものの作製ワークショップに誘われて参加してみました。それは、日本のわらじ”草鞋”の洋風版です。山岳民族が使っているものなのだとか。

数年前に丸亀ハーフマラソンで、このワラーチを履いて出場している人がいるのを見て衝撃をうけました。

手作りワラーチ ゴム紐は手芸店で販売しています

「こんなので、走れるんだ!」

それまでは、走る、ランニングとは踵から着地するものという先入観があって、衝撃吸収ができる履物でなければ走ることはできないという思い込みがありました。

ワラーチは靴底のゴムで作りますので、厚さはわずか5ミリ程度しかありません。

そんなもので、踵から着地する走り方をしていたら、
関節があっという間にいかれてしまいます。

土踏まずの前の部分から着地する

そこで、フォアフットランです。
足の裏の土踏まずの前の部分から着地する走り方をする必要があります。

この走法ではしっていると、最初はふくらはぎがパンパンになります。
それだけふくらはぎに負荷がかかっいるということなのでしょう。

その分、間接に負荷がかからないので、速く走るのには不向きかもしれませんが、
長距離走にはもってこいです。

人間本来の走り方

祖先の人々もこうした持久走で獲物を追い詰めて、
獲物が体力を使い果たすのを見定めて狩りをしてきたのだという
本を読んだことがあります。

そういえば、このフォアフットランのつま先立ちをしている足を
観察してみるとわかるのですが、四足動物の足の構造とそっくりです。

人間で言うかかとの部分が、四足動物の足の下側の関節部分になっているのですね。
その対になった足が前後についているのですから、彼らは走るのに適している訳です。

ワラーチのデメリットと代替のマリンシューズ

このワラーチで走っていると心地が良くて、
癖になって、逆に底の分厚い靴では逆に走りにくくなってしまいます。

ですが、雨、水に濡れると走りにくくなることと、
角のある小石を踏んでしまうとケガをする可能性があるのが注意点です。

あと、足との密着部分が少ない構造のため、傾斜のキツイ山道などには不向きです。
それと、素足というか、見た目が裸足なので多少の羞恥心がどこかにあります。
ですので、最近はマリンシューズを履いてのフォアフットランにしています。

お値段も3,000円程度なのでお手頃です。

これなら、足とのフィット感は抜群で、水にも強く、しかも靴底が薄いので気持ちよく走れます。

わたしはこれでランニングシューズ選択のなやみから解放されました。
気に入るランニングシューズがないとお悩みでしたら、
ためしにやってみる価値はあります。

【きょうの料理】

干しきゅうりの玉子炒めです。
すこし成長し過ぎたきゅうりも、いちにち天日干しにすると
適当に水分が抜けていい感じの食感になります。
味付けは塩コショウ(←万能)と仕上げにしょうゆをひとまわしで
充分いけます。

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