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もう済んでしまったこと、
自分の過去の愚行とか、失敗したこととか
を思い出して、くよくよ悩むことってありませんか。
過去のことを悔やんでも何も変わらない
わたしはよくありました。
特に何もしていない時間、歯を磨いている時だったり、入浴中であったり、気が抜けて何にも集中していない時にふっとやってきていました。
それも自分が中学生だったころとか、何十年も前の自分の愚行が頭に浮かんできて、
「あんなことをするんじゃなかった」とか後悔していました。
おがくずを挽こうとするな
何しろ、私たちは180秒前の出来事にさかのぼることも、それに変更を加えることのできないくせに、多くの人々はそういう愚かな行為をしているのである。
道は開ける / デールカーネギー
過去のことを悔やむのは、板をのこぎりで挽いた時に出てくるおがくずを
またのこぎりで挽こうとするのと同じで、何にもならないということです。
思い出して、悔やんでみたところで当時の自分の愚行を取り消せる訳はなく
その愚行を見ていた人たちを今から探し出して、口止めしたところでそれでいったい何になりましょうか。
後悔の念への対処法
過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえども、ただ一つしかない。過去の失敗を分析して何かの足しにする - あとは忘れ去ることだ。
道は開ける/デールカーネギー
そうですよね。忘れ去ることです。
おそらくわたしの愚行を知る人達のうちにそのことを記憶している人は皆無でしょう。
その人達もわたしと同様、自分のことでいっぱいいっぱいで、他人のくだらない愚行を記憶しておく余裕なんてとてもないことでしょう。
そう考えるようになってから、ずいぶん後悔にさいなまれることがなくなりました。
【きょうの料理】
はまちの甘醤油照焼きです。
税務署時代の大先輩からのいただきもののハマチです。
みりん5:酒3:しょうゆ1を煮立てたもので味付けしました。
調理後にNHKテキスト「きょうの料理」のレシピをよく見返していると、
フライパンで焼いたハマチを取り出して、煮汁が泡立つくらいに煮立てる
ともっとソースに照りがでるようですね。
昔読んだ本の影響で、強火を使わないことがいいことみたいな思い込みが
今もあります。
必要に応じて、使い分けないといけませんね。