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おはようございます。税理士の岡田隆行です。
先日ホームセンターで見かけた老齢の紳士が、大きなラゲッジケースを搭載した屋根付き3輪スクーター(ジャイロキャノピー/ホンダ)に乗られていました。よくピザ屋の宅配に利用されている3輪スクーターですが、ラゲッジケースがピザ屋のそれよりもふた回りほども大きく、体育座りをすれば大人でも入れそうなサイズでした。わたしは「これはすごい、何でも入りそうですね。」と感嘆とともに賞賛しました。なんでも新車価格は80万円もするのだそうです。そして、二言三言楽しくお話して別れ際に、紳士から「ありがとう!」と感謝されました。
賞賛の法則とは
デールカーネギーさんの「人を動かす」に、賞賛の法則という章があります。人は例外なく他人から興味を持ってもらいたいと思っているというものです。ただ、上っ面のお世辞を言うということではありません。口先のお世辞ではなく、心から感心できることはないか、ほめるべきところがないか常に他人様を観察してみましょうというデールさんの提案です。
この賞賛の法則、つまり「良いところに目を向ける」ことを常に心がけていると、よくないところがあまり気にならなくなるのが不思議です。人間は一度にふたつのことはできないといいますから、このこともそれにあてはまるのでしょう。
そして、ついつい良いところを口に出してしまいます。すると相手は喜んでくれます。ジャイロキャノピーの紳士のように感謝までしてくれます。
他人様とは自分以外のすべての人
この”他人様”は”自分以外の人”の意味であり、家族も例外ではありません。家族だからという甘えから、ついぞんざいな言葉遣いや態度をとってしまいがちなことって誰しもあるのではないでしょうか。そして、些細なことで険悪な雰囲気になってしまって、その積み重ねが重大なインシデントにつながっているということが多々あると思います。ですから、まずはいちばん近しい家族からこの賞賛の法則を適用してみましょう。
もしかしたら、まったく家族をほめることなんてしたことがない方でしたら、最初は気味悪がられるかも知れません。「あなた、何かあったの大丈夫?」なんて言われたりするかも知れません。でも、それを続けていると、なにか奇跡的なことが起こるかもしれませんよ。
【きょうのギャラリー】
【きょうの料理】
おあげさんの鶏ひき肉詰めです。玉ねぎの粗みじん切りを軽くレンチンして、鶏ひき肉と塩一つまみ、みそ小さじ2とよく混ぜ合わせて、開いたおあげさんに詰めます。片手鍋に水とお酒0.25カップづつ、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1を煮立てて、肉詰めおあげさんを静かにいれて蓋をして、弱火でときおり、煮汁をかけつつ火を通せばできあがり。あっさりですが、ボリュームもあり満足感のあるおかずになります。おあげさんは開く必要があるので、ふんわりやわらかめに揚がっているもののほうがおすすめです。固めの薄い種類のおあげさんは裂けやすくて、開くのに手間がかかります。