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おはようございます。税理士の岡田隆行です。
お仕事でもプライベートでもできる限り、話相手にわかり易くお話しして伝えるように心がけています。
伝わってナンボ
以前は自分が言いたいことだけ喋っていました。当然会話の相手に理解されないことも多々あり、理解できないのなら仕方がないと勝手に諦めていました。また、家族にとの会話では家族だからという甘えから、よりぞんざいな言葉遣いとか態度を取ってしまってそれが原因で険悪な雰囲気になったりしていました。今から思えばばかばかしいことだと反省しています。
私も時間がたつごとに、年数を経るごとに物ごとの理解のしかたは人それぞれに異なっていて、人に合わせて言い方を変えることで理解の度合が深まるということが、だいぶ分かってきました。
そして、人様に物ごとをうまく伝えることの難しさをより感じるようになってきました。伝え方を工夫しなければ、「多分、分かってくれるだろうな。」ではまず絶対といってよいほど伝わっていないと思ったほうがいいです。
専門用語には要注意
特に使わない方がいいのは専門用語、さらに専門用語の略語です。人の会話を聞いていてよく思うことがあります。説明側が専門用語を使って話をしていて、会話の相手はその専門用語を聞いてそれが何か分からないままに相槌を打っていることがよくあります。
なぜ分からないままに聞いているのか。それは「その~(専門用語)~って何ですか?」とあらためて聞くのは気が引けるとか、そんなことも知らないのかと思われたくないプライドなどのためでしょう。
そんな状態ですと、相手は説明している内容の半分も理解できていないので、まったく時間の無駄で無益です。時間を有効利用するという意味においても、常に相手の身になってできる限り平易なことばでご説明差し上げることが大事です。
読み方にも注意
それから、独特の読み方にも注意が必要です。例えば、「~する者」をどう読みますか?
通常は「~するもの」と発音しますよね。ところが、法律の条文を常に読む多くの方々は、「者」は「しゃ」と発音します。「者」と「物」とをはっきりと区別するためです。でもそのことを知らない人に「~するしゃ」などと言ってもまったく伝わりませんよね。
自分のスタンダードは隣人のスタンダードとは違っている。だから、できるだけ丁寧にお話しすることをこころがける。そうすれば、世の中のトラブルもかなり軽減されると思うのですがどうでしょうか。
【きょうの料理】
鯖の味噌煮です。近所のスーパーでふた切れで500円ぐらいでした。鯖も値上がり気味ですね。以前鯖味噌を調理した時に、最初に鯖の身に熱湯をかけ回す手間をかけなかったばっかりに、出来上がりの身に生臭さが残ってしまい、家族にも不評だったが身にしみました。ですから、今回はきちんと熱湯をかけ回して調理しましたので、丸まると太った鯖の身とも相まってたいへんおいしくいただけました。ごちそうさまでした。