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公的介護保険の将来を憂う?

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公的介護保険の将来を憂う?

おはようございます。税理士の岡田隆行です。

公的年金は将来もらえなくなるとか、介護保険についても介護される側の数が増えすぎて、介護する側が少ないので、将来まともなサービスが受けられなくなるなどの報道をよく見聞きします。そんな報道で良くない気分になることはありませんか。

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自分でコントロールできることなら

どうして、良くない気分になるのでしょうか。それは、これからくる未来のことについて不安を抱くからですよね。「ああ、年金がもらえなくなってしまうんだ・・」とか「介護をしてもらえないかも・・」とかいった不安です。そんなぼんやりと、漠然とした不安を持つことによって、気分がよくない状態になってしまうのです。

では、その不安の原因を解消するにはどうすればいいだろうか、と考えるのかというとそうでもなく、いつも通りに仕事をして、お風呂に入って、ご飯を食べて寝て一日は過ぎていきます。

食って稼いで寝起きするだけ

「ひとの一生は、食うて稼いで寝て起きて、さてその後は死ぬるばかりぞ。」

これは、一休和尚の言葉だと聞いたことがあります。とてもシンプルですね。あっけらかんとして、実に爽快な感じを受けます。この言葉には未来のことを不安に思うとか、憂うとかのネガティブな感情はありません。

この言葉の根底には、ただ一日いちにちを生きてゆけばいいという教えが含まれていると私は感じます。未来を不安に憂いてもいちにち、憂いなくてもいちにちなのであれば、憂いのない方がいいですよね。

備えることは大切

未来のことに備えること、ライフプランニングは大切です。自分の残りの人生、家族の人生について、想像してできる対策は講じておく必要はあります。老後資金を計画的に積み立てるとか、個人年金保険を掛けるとか、健康維持に努めるなどやるべきことはたくさんあると思います。そういった自分にできる手は尽くしておいて、あとはなりゆきに任せて楽しく毎日を過ごせばいいと私は考えています。

未来に対して、そういった対策は講じておくべきですが、不安に思う必要はありません。いたずらに不安がっても何の役にも立ちません。役に立たないどころか、気分がよくなくなった結果、そのことが原因で病気になる可能性も否定できません。まったく無益です。

ニュースになる理由

それでもテレビや新聞、ネットニュースなどではそういった未来に対する不安をあおる記事が盛り沢山です。

なぜそんなに盛り沢山なのか?大勢の人がそのような記事を欲しているからです。それを読んで「ほら、やっぱりね」と納得したい気持ちがその動機なのです。そしてそれを、周りの人たちと話して「ああ、どうしよう、どうしよう、国は何をやっているんだ。」と愚痴りたいだけなのです。

幸せとは、「今」いい気分でいることです。
まだ起こってもいない公的制度の将来を想像するのをやめにして、どうすれば家族がしあわせになるかということを考えてみるのはどうでしょうか。たぶん気分がよくなると思いますよ。

【きょうの料理】

ミネストローネみそ味です。玉ねぎ、にんじん、なんきん、ゴボウ、しめじ、大根と野菜たっぷり、豚さんのロース肉を丸めて軽く焼いてから加えました。トマトの水煮は紙パック350gのものを半分くらい。缶詰よりもお高いですが、パッケージの処理が簡単なので、紙パックのほうがいいですね。ミネストローネのレシピの締めくくりは、一般的には「塩で味をととのえます。」ですが、中味噌でととのえてみました。味の角が取れている感じで、いい感じに仕上がりました。言われなければ、味噌が入っているとは分かりませんが、やさしい味になりますよ。

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