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60年で解体とはもったいない~船の体育館

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60年で解体とはもったいない~船の体育館

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。

解体されることが決定となった高松市の「船の体育館」(旧香川県立体育館)をご存知ですか。

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天空の城ラピュタのロボット兵(リンク「おすすめ映画メモ」)のようにも見えます。ちょっと違うかな。

建築家丹下健三の作品

香川県庁舎の東館の設計でも有名な丹下健三の作品です。香川県庁舎東館は1958年の竣工なので、今年で65歳。まだまだ現役でつかわれています。

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この船の博物館は1964年の建築だそうです。今年で59歳。もうすぐ還暦ですが、耐震補強するためにはお金がかかりすぎるなどの理由で、解体されることが決まったようですね。

コンクリート建築の耐用年数は50年と言われているそうです。なんとか残してうまく利用できないものなのか、もったいないですね。

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木造のほうが柔軟

先日「伊藤若冲展」で訪れた金毘羅さんの表書院は、1660年の建築だそうです。実に築360年!檜皮葺きなので、何度も何度も葺き替えがされて、きちんと管理されてきた結果の築360年なのでしょう。そうして必要な部分が新陳代謝されることによって維持されている。土と木と紙でできている建物ならではのしぶとさというか生命力を感じます。

表書院に訪れた時はちょうど雨あがりで、檜皮葺きの屋根がしっとりと濡れて水を含んでいました。檜皮を何重にも重ねることで、表面の皮は濡れますが、水分は徐々に到達しなくなり何十センチも下側は乾燥している状態を保つという構造なのでしょう。昔の合羽である蓑のしくみと同じです。表面は濡れるけども、幾重にも重ねることで通気性を確保しつつ身体は濡らさないという古人の知恵ですね。

濡らさないと言っても、限度がありますから完全にドライだった訳ではないでしょうけど。ナイロンの合羽は、完全に水分を通さない素材ですから、雨ははじきますが内側は汗で蒸れてしまいます。ご先祖様の柔軟さが偲ばれます。

【きょうの料理】

(左)長いもの卵焼き、(右)豚ロース肉のソテー、玉ねぎと茄子炒め煮です。
ここのところ、毎日長いもの卵焼きをサイドメニューにしています。作り方は超カンタン。長いもを2センチ幅に輪切りにして、すりおろします。そこへ玉子2個とお好みの調味料(出汁醤油、ナンプラー、塩)を入れ、菜箸でよくかき混ぜます。IH対応スキレットにオリーブオイルをあたためて、そこへ流し込み、弱火でふつふつして、適度に固まればできあがり。玉子2個で4個分くらいのボリュームになりますし、ふわふわとした食感でおいしくいただけます。メインメニューに加えてちょっと玉子料理があると華やかになるし、満足感がありますよ。かにかまを混ぜてもいい感じです。

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