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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士、岡田隆行(okatakatax.com)です。
毎日毎日、書き続けるブログのネタがないということで、悩んでしまうことがあります。
日々に新鮮味を感じられるかどうか
何が他人の役に立つかは、自分では気がつきません。自分が知っていることは、他人も知っているだろうと考えてしまいがちですが、案外知らないことはたくさんあります。逆もまた真なりで、他人の知っていることで、自分が知らないことも多々あります。
日々、生活していればまったく同じことの繰り返しではありません。同じ仕事をしているといっても、案件はつぎつぎと変わってゆきますし、同じような内容の案件でも当然のことながら、お客様は別の人物です。そういう意味では、まったく同じ人間が存在しないように、まったく同じ案件は存在せず、まったく同じ日というものもありません。
昨日と今日、今日と明日は絶対に、確実に違ういちにちな訳です。毎日がマンネリでつまらないというのは、自分の感覚でそう感じてしまっているだけなのかも知れません。
脳は怠惰なのがデフォルト
脳はできる限り、入ってくる情報を自動的に処理できるよう、簡略化するようにできているそうです。それは、処理能力に限界があるからだということなのですが、その処理能力の限界がどこにあるのかは、自分自身は知ることができません。
ですから、放っておくと脳は勝手に簡略化(怠け)しようとしてしまうので、意識的に脳に喝を入れてやらなければなりません。
脳がマンネリだと感じるのを阻止して、日常のいつもの見飽きた風景のなかに何か新鮮なこと、ものを感じる感覚器を発達させることができれば、もう怖いものはありません。
なぜなら、日々が驚きと感動の連続となり、特別なことをあえてする必要がなくなるからです。
そのように日常において鋭敏な感覚を維持することができれば、ブログのネタに窮することもなくなるはずです。
少しでも自分のやっている事について、「気がついて」それを書けばいいのですよね。
たとえば、この体操をしたら、肩こりが解消したとか、ちょっとしたPCの操作方法でも構わないのです。それを読んで、たとえ一人の役にたてば、それでオッケーだと考えて日々書いてゆく。
良し悪しは読者が判断
以前読んだ本に、自分でネタの選り好みをするのはおこがましいと書いてありました。ネタの良し悪しを判断するのは読者であって、著者が判断するものではないという意味のことでした。
会議とか、何かの説明会で説明の内容で何か質問がないかも、なかなか聞くことができない事ってありませんか。それは、こんなことを聞いてバカにされないだろうかという恐怖心から、発言することができないのです。自分の能力のなさを集団の中で開示してしまうことは、集団内での自分の地位を下げることにつながります。人類の進化の歴史の上で、集団内で自分の地位を下げてしまうことは、結果的に自分の利己的な遺伝子を次代に引き継ぐことができないことにつながります。
だから、人は自分の優位性を保つために、気軽に質問することができないということが言えます。そう考えれ見れば、こうして役に立つかどうか分からないことを日々書き続けていることは危険なことかも知れません。
ですが、ブログを読んでもらえる対象は、人類が進化のほとんどを過ごした石器時代の百人程度の集団内ではなく、その対象の幅はとてつもなく広いものです。その対象の中には少しはこのブログの内容が役に立ったと感じてくれる人もいるでしょう。そう思って日々書き続けます。
【きょうの料理】
鶏もも肉とジャガイモの梅味噌和えです。鶏もも肉もジャガイモ、きゅうりもレンチンしてから、フライパンで加熱しながら、梅肉と白味噌、砂糖をさっとからめて仕上げます。