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オーディオブックで本屋大賞 たまには小説がいい感じ

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オーディオブックで本屋大賞 たまには小説がいい感じ

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

本屋大賞受賞作品は読まれますか。私は読んだことがありませんでした。ふだん読んでいるのはビジネス書や自己啓発書ばかりで、ちょっと偏りすぎで食傷気味でした。オーディオブック・オーディブル(Audible)は月額1500円で読み(聞き)放題なので、気兼ねなくいろいろと聞くことができます。

たまたま、本屋大賞受賞作の「光のとこにいてね」(著者一穂ミチ/文藝春秋)が目にとまりましたので、ダウンロードして聴いてみました。

☞ 頑張らなければ幸せでラクチン

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物語に引き込まれる

再生時間は12時間44分と、ふだん新書で6~7時間程度の本を聴くことの多い私にとってはかなりの長編です。しかし、ビジネス書とは違い、物語ですので聴き始めたら、次の展開が楽しみになってやめられなくなってしました。

ふたりの同級生の女性の友情物語なのですが、初めて出会った小学生~高校生~29歳の時とそれぞれの年齢の時の出会いと別れのドラマです。

代々お医者さんのお家のお嬢様と、団地住まいのシングルマザーの娘。同い年の女の子という共通点しかないけど、なぜか引かれあうふたり。まだ全部聞き終わっていないのですが、続きがとても楽しみです。

リアルとバーチャルの区分

ラジオではよくラジオドラマが放送されますが、読んでも聴いても物語はやはり面白いものです。

1938年、米国でH・G・ウェルズのSF小説「宇宙戦争」を脚色したものを、俳優のオーソン・ウェルズがラジオドラマで朗読した際に、聴取者がほんとに火星人が攻めてきたと思い込みパニックになったという有名な逸話を思い出します。

ドラマの面白さは感情移入です。そのドラマのワンシーンに居合わせたような感覚が得られます。語られるその言葉によって脳は実際にその体験をしているのです。これはバーチャル体験ではありますが、脳にとってはリアルかバーチャルかの区分はなく、また脳にとってそれはどちらでもいいことなのだそうです。

では、わざわざリアルな体験をしなくても、すべてバーチャルでもいいということにならないか、という話になります。人間の記憶の信憑性がかなり低いことからしても、それでいいような気がしてきます。

ソロ活

もちろん、誰かと共通のリアルな体験をするのは大切です。特に子供が成長期にあるような時とか、異性との恋愛関係にある時などは共に何かをした体験はとても大事なことです。

しかし、ひとり体験においては、そんなに頑張らなくてもいいのではないかと私は考えています。世間ではソロ活なるものが注目を浴びて、ドラマにまでなっていますね。ひとりでリムジンをレンタルしたり、熱気球に乗ってみたり。

そんなに頑張ってリアル体験をしなくても、いいのではないかと思うのですが、あれは自由に生きられる、自由に生きていいということの現れなのでしょう。

もちろん、ソロ活は自由です。でも、ほとんど同じ効果を読書(聴書)で得ることができるというのは知っておいて損はないと思うのです。

【きょうの料理】

生クリームが余ったので、蒸し鶏と蒸し茄子に生クリームソースをかけてみました。
鶏も茄子もレンチンしただけで、ソースはニンニクと長葱を油で炒めて少量のチキンスープを加えて煮立て、弱火にして生クリームをいれてあたためて、塩で調味したものです。このソースバリエーションでレシピは無限に広がります。

namacream
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