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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
久々にペーパーバッグの短編小説を書店で求めました。「月まで3キロ」伊与原新著(新潮文庫)。短編7編で構成されています。どこにでもありそうな日常的なシーンから壮大なドラマが生まれる感覚で、読後には爽快感が残ります。

量子力学もテーマに
物質の最小単位であるクウォークのお話しも出てきます。「エイリアンの食堂」という一編で研究所の女性の言葉で印象的だったのは「私は138億年前に生まれたの」です。
138億年前に宇宙が誕生(ビッグバン)した時とほぼ同時に、現存する物質を構成している材料のすべてが放出された。
物質の最小単位の目線で見れば、今、こうして生きているすべての生きもの、身の回りのモノ、すべてはビッグバンの時に放たれた物質が形を変えているだけなのだという考えかたです。
大昔の恐竜の身体を構成していた物質の一部が、今、自分の身体を構成しているのかも知れない。その視点から言えば、一個の生きものが生まれることも死ぬこともその変形のひとつの過程にすぎないということになります。
般若心経にも通じる
この一編を読んでいて、般若心経を思い出しました。
般若心経は「一切は”空”である」ということを説いたお経です。「不生不滅」生まれることもなければ、死というものもない、「不増不減」増えることなければ減ることもない、という言葉にもあるように、すべては「1」に集約されてしまうもので、ただその「1」が変形しているだけということですね。これは宇宙(自然)の原理なのかも知れません。
最近、読書(聴書)はオーディオブックオーディブルばかり聴いていましたが、紙の本もいいものです。
【きょうの仕事】
隣県の広大な雑種地の評価の依頼を受けました。都市計画区域外の倍率地域です。思いのほか倍率評価は奥深いとあらためて感じました。
【きょうの料理】
今年の春ごろ羽田空港でいただいた揚げ物定食です。何年乗っていなかったか忘れるほど、久々に飛行機に乗ったのですが、帰りの便に乗る際にターミナルを間違えていて、乗り遅れそうになり冷汗をかきました。写真はそのものでなくても、当時の記憶を想起させます。
