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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
お手伝いに行っている先輩税理士事務所で、新規に相続案件の申し込みをいただきました。
依頼をいただいて確かにうれしいのですが、その喜びの感情が希薄になってきていると感じます。
☞ 出せば入ってくるという真理を実感したこと 手放すことの効用
新規案件の申し込み
事務所のネット広告をみてのお客様からの申し込みでした。
私も同席した先輩税理士事務所の従業員さんももちろんお客様に「ありがとうございます。」とお礼の言葉を口にしました。
でもその実、心の内では以前よりも仕事をいただけたという感謝の気持ちが希薄になっているな・・・と感じていました。
相続案件が成約になったと聞いた先輩税理士の反応も「お疲れさまでした。」と淡々としたものでした。
もちろん、「やったぜ!」と歓喜の雄たけびをあげるというのは極端すぎるにしても、もう少し感嘆の声があるのかなと思っていたものですから。それは私が勝手に「感嘆すべき」と期待しただけなのですが。
自分自身も
そういう私自身も税理士開業後4年が過ぎて仕事にマンネリを感じているところがあります。
あらたに仕事をいただくと、もちろん感謝の念は湧いてくるのですが、開業後すぐの時のそれにはまったくおよびません。
脳は同じことを繰り返していると、それを自動化しようとするそうです。
決まりきったことはオートマチックにして、脳の処理能力に余裕をもたせるようにできているのですね。
諸行無常
諸行無常と申します。
ピカピカの新入社員のときは毎日が新しいことばかりで、すべてが新鮮でキビキビと動けていたのに、仕事を数年も経験するとなれてしまって、通勤するのがユウウツになってしまう。
新婚のときはお互いに新鮮で気をつかいあっていて楽しかったのに、そんな新鮮さもすぐに失せてダルダルのマンネリ夫婦生活になってしまう。
そんな状況と同じなのでしょう。
変化するから役に立つ
ローマ皇帝だったマルクスアウレリウスの「自省録」にこんな言葉があります。
変化しないものは役に立たない。
薪は火をつけると燃えて灰に変化する。燃える時に出す炎がいろいろと役に立つ。
そういう風に考えれば、この仕事を受けた際の喜びの感情が弱くなってきているという変化にも何か役にたつことがあるはずです。
これが最後と思って
今日が人生最後の日だと思って生きよ。永遠に生きるように学べ。
マンネリ化が起こるのは、明日も明後日も確実にやってくると思い込んでいるからです。
何かいいことないかな~、といいことがやってくることを待っている。
そうではなくて今日いただいた仕事が最後の仕事だと考えれば、マンネリ化が少しは改善されるのではないでしょうか。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
50代はやりたいことをやりまくる時期。金銭面でも体力面でも50代はやりたいことを、まだ十分にできる時期。65歳の定年になってからと考えない。50代の今の自分と、70歳目前の自分とでは気力体力がまったく違っている。やりたいことをやれなかったと悔むことになるから、今やりたいことをやりましょう。
【きょうの料理】
豚肉と茄子の蒸し煮。ポン酢+梅肉ソースであっさりと。