Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
資産税関係のセミナーに出席してきました。元税務署長だった税理士先生の講演があり、それによれば相続税の実地調査対象を選ぶのにもAIが導入されはじめているそうです。
☞ 税務署を早期に辞めて困ったことは何ですか 税理士独立開業
☞ 税務署を辞めてよかったこと 感謝の連鎖する世界の存在に気がつく
自動化されるということ
私は2020年に32年間勤務した税務職員を退職しましたが、その当時はAIなんて言葉自体を耳にしたことはありませんでした。
国策であるDX化推進のために、自動化できるところはどんどん自動化していこうという方向性です。
ですから、DX化の予算をどかっと突っ込んで、そのかわり税務職員の人員は減っていきます。
まだ試行の段階なのだそうですが、税務調査の対象となる案件の選定にまでAIが導入されています。
その結果調査結果の税収は伸びているようです。
しかし、一度自動化されてしまって時間が過ぎるともはやその自動化された部分の業務は、機械の独壇場になってしまいます。
するとその仕事ができる人材が失われてしまうことを、その税理士先生は憂いていました。
ターミネーターの世界
パート1は1980年代の公開作品ですが、AIの急速な進化はついつい映画ターミネーターの世界の到来をイメージしてしまいます。
人が作った人工知能が暴走して、人間の敵になってしまうというストーリーです。
AIがその知能をどんどん高めていって、人類の知能を追い越してしまい、AIを制御できなくなってしまうということは充分に考えられることです。
なるようになる
私はそんな暗黒時代が到来するなどのネガティブな想像ではなく、明るい未来を想像しています。
今までも、いろいろなことが自動化されてきて現在の超便利な世界があります。
これからもっと自動化がすすんで、人間は人間にしかできない創造的なことだけをして過ごすことのできる世界がやってくるといいと思います。
そんな超絶便利な世界を見られるかもしれないと思うと、わくわくしてきますよね。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうの言葉】
真顔でいるよりも、笑顔でいたほうが絶対にお得。
笑顔は他人との間の壁を取り払うので、話しやすい人という印象を与えるので、知人が増える。知人が増えたら仕事に困ることもなくなる。
笑顔になると、視野が広がるのでチャンスが目に入ってきやすくなる。
なにより笑顔でいると、それだけで気分がよくなってきます。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」(ウィリアムジェームズ・アメリカの心理学者)
【きょうの料理】
鶏むね肉と大根の煮物。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。