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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
新規の相続税申告案件の依頼があり、お客様から故人様の金庫に保管されていたという書類一式を託されました。
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書類という遺産
以前読んだファイナンシャルプランナーの雑誌の記事に、遺品整理のなかでも処分するのに特に時間がかかるのが故人が残した「書類」なのだと書かれていました。
昨今はデジタル遺産の問題が取り沙汰されていますが、デジタル資産はパソコンがなければ、目に触れることがありません。対照的に紙の書類は目に見えるものですが、ひとつひとつ目を通すのはとても面倒なうえ、見てもそれが必要なものなのかどうか判断が難しい。それが処理に時間がかかる原因です。
必要ないと捨ててしまった後になって、実は重要書類だったと判明したらどうしようと不安になり、処分がのびのびになってしまっていることが多々あるようです。
そしてそのまま次の相続が起こったりすると、書類が代々相続されてゆくというキリのないことになってしまいかねません。
10年ものの書類?
今回の依頼は、高齢で10年来老人ホームに入居していた被相続人の、元のお住まいにあった金庫に保管されていた書類の確認です。
老人ホームへの入居後、お住まいは空家状態になっており、被相続人は相続人である子どもに自分の遺産に関することはまったく伝えていなかったそうです。
亡くなってから金庫を開けてみたら、預金通帳や預金証書、その他の書類がどっさり出てきてびっくりされたのだとか。
もしかすると、老人ホームに入居して以降ずっと金庫に眠っていた書類なのかも知れません。
その整理をまかせていただけるのは、私を信頼していただけている証左です。ありがたいことです。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうの気温】
きょうは少しあたたかだったのでバイクで出張。
踏切待ちをしていると、ちょっと暑いなと感じたほどでした。もうすぐ春ですね。
【きょうの料理】
大豆とサバ缶のあっさりカレー。
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【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
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