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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
贈与税の申告でミスがあり指摘を受けてしまいました。セルフチェックのしかたを考えなおす必要があります。
☞ かんたんな案件にこそ魔がひそむ 自己チェック体制の重要性

ミスの原因
親から複数の子へ、複数の同族会社株式の贈与税申告書作成の案件でした。
元資料として贈与後の子の保有株式数の一覧を受取っていたのですが、それを自分に分かりやすいようにExcelで作り替えていたのです。
ところが、その作り替えた表が誤っており、その誤った数値で申告書を作ったものですから、当然申告書も誤っています。
元資料との照合
相続税の申告書作成の場合には、元資料から財産明細表をExcelで作り、その表から申告書を作ります。
そして完成した申告書と元資料とを突き合わせて確認します。
完成した申告書と、元資料との突き合わせができていなかったのが今回の敗因です。
その根底には、注意力が散漫になっていることに加え、間違えているはずがないという根拠のない思い込みがあります。
時間が早く過ぎるのも
先日読んだ本に、年齢を重ねるにつれて時間に対する知覚がどんどん歪んでしまい、時間は早くすぎるものという思い込みが起きているのが、時間が早く過ぎる原因だと書かれていました。
過ぎてゆく時間は同じなのに、それが早いか遅いかはそれぞれの人の感覚によって変わります。
小学生の頃は20分間の休み時間があればドッヂボールをしに校庭に出て行っていたのに、大人になると20分では何もできないという「思い込み」のせいでスマホをいじって時間を浪費してしまう。
仕事上のミスも時間が早く過ぎるのも「思い込み」が影響しているようです。
【きょうのお仕事】
きょうは税理士会の会員相談日でした。知らないことばかりだと思い知らされます。
【きょうの料理】
鶏もも肉と根菜の味噌クリームチーズ和え。

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
