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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
先日税務署OB会の例会に国税局長が講師として見えられ講演を拝聴しました。60歳になる今年度をもって退官されるそうです。
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ちょっとだけ先輩
私と同じく普通科で入庁されており、私よりも期別で4期、年齢で3歳の先輩でした。
高卒、専門学校卒の場合の税務署の採用は普通科となります。
年齢的にはあたりまえの話なのですが、なにより思ったのは、普通科のちょっとだけ先輩が国税局トップということでした。
もうすぐ還暦
まず、自分ももう60歳が間近なんだということ。
定年年齢が2年ごとに1年後ろ倒しになることで、私の同期生である普通科48期は定年年齢は65歳時になりますので、60歳は定年年齢ではなくなります。
それににしても、還暦が目前に迫っているということをリアルに感じました。
たしかに筋力の衰えを実感することもありますが、気分的には30代の頃と変わらないような気がしているのです。
ただ、30代、40代の頃には頻繁にバイクで泊りがけのツーリングによく出かけたものですが、この頃は遠乗りをしようと考えなくなりました。
同じではいられない
歳を重ねるごとに知らず知らず、確実に考え方は変化してきています。
「自分」というものは時間が経っても変わらないと思いがちですが、確実に変化しています。
人間を構成している細胞のうち、脳と心臓の細胞以外のすべての細胞は常に入れ替わっていて、数か月から数年ですべて別物になってしまうのだとか。
「テセウスの船」という思考実験をご存知でしょうか。
テセウスは古代の帆船なのですが、古くなったり故障した部分を新しいものに取り換えてゆき、すべての部分が取り換えらてしまったら、はたしてその船はテセウスの船と言えるのかどうかという議論です。
人間も細胞がすべて入れ替わってしまったら、5年前の自分と現在の自分はまったく同一の人間とはいえないのではないか。
たしかに細胞的には別人なのかも知れないが、この世界においては同一人物として認めないと大混乱がおこってしまいます。
変化は必然
変化するのがあたりまえで自然なことなのですから、老けたとか衰えたとかを気に病んでも何も得るところがありません。
どんどん変身してゆく自分を楽しむくらいの余裕がほしいものです。
【きょうのお仕事】
47年前に分譲住宅地として販売されていた土地の評価。きちんと土地の区画はされているのですが、どうも現況は周囲の土地とともに山林になっているようです。さて評価は。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
