喫煙可のお店でおもう今昔
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
先日、とある会合の懇親会のお店が近頃ではめずらしく喫煙可でした。久々に食事の場で「フーッ」とされた瞬間、周囲の空気が真っ黄色になったような感覚を覚えました。

いまやマイノリティ
私は以前は喫煙者でしたが、経口の禁煙薬を処方してもらって15年前に禁煙しました。
(禁煙薬はほんとに効きます。タバコやめたい方は医師に相談して処方してもらってください。)
ここのこところ、喫煙者への風当たりは年々強くなるばかりで、今では公共の建物内で喫煙可能なところを探すのは難しくなってきていますよね。
私が20代の頃はまだ周囲に喫煙者も多数いました。オフィス内喫煙はあたりまえで、灰皿掃除が新人職員の仕事のひとつになっていました。
そんなことは今は昔、当時の喫煙者のほとんどがタバコからは遠ざかっています。
しかし、タバコをいくら値上げされようとも、絶対にやめない強固な意志を持っている方はやめてないです。
久々でインパクト大
そんな状況下で、結構なお値段のお店内でのタバコの煙のインパクトは大きかった。
「わあ、毒ガスだあ!」という感じでした。
喫煙者の方が(紙巻)タバコに火をつけた刹那、まわりの空気がガラリと入れ替わったか、と思うほどのはやさで空気がタバコ一色になってしまいました。目には見えない副流煙、物質が飛散しているがよく分かりました。
喫いはじめたのが食事を終えてからだったので、何とか許容できました。しかし、食事中だったら味変していたことでしょう。
山崎豊子の小説
オーディオブックで山崎豊子の作品を続けて聴いています。
「不毛地帯」「沈まぬ太陽」「白い巨塔」と聴いています。
どの作品もすさまじく詳細な取材の賜物と思わせるリアリティに満ちた大作ばかりです。
そのいずれの作品にもこれも時代を反映しているのですが、タバコや葉巻を喫うシーンや、部屋にタバコの煙が充満しているシーン、灰皿に吸殻が山盛りのシーンがそこかしこに登場します。
喫煙者が多数派だった時代には、喫煙があたりまえになってしまっていて感じられなかったことが、現代では別の捉え方をされる。
タバコの煙は今も昔も変わりませんが、その捉え方は移り変わってゆくものなのですね。
【きょうのお仕事】
他の税理士先生から依頼を受けた、山間農村部の土地評価を。筆数が60筆もあるので、やりがいがあります。
しかし、どうしてこんなに筆界がいびつなのか。
おそらくはもともとの山や池の地形が基準となっているからなのでしょう。
【きょうの料理】
鰹のタタキ。スライスして、薬味をのせるだけ。ごちそうさまでした。

