集中力が低いのか? いちどにひとつのこと
Table of Contents
相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
テレビ、ラジオ、YouTube動画などをながしながら仕事をする方もいらっしゃるようですが、私はそれができません。

集中力が低い
他の税理士先生のブログを拝見していると、映画をながしながら仕事をしている方もいらっしゃるようです。
私は、音声は音声でも「カフェ音楽(途中広告なし)」くらいの自己主張しない音楽でなければ、仕事やブログ執筆など思考を必要とする行動をすることができません。
映画、語りのあるラジオ番組、YouTube動画はもちろん、歌詞のある歌でもそれを聞きつつ仕事をすることが非常に難しいです。
その音声にあきらかに気をとられていることが認識され、仕事などのほうへの注意力が散漫になっていることがはっきりと自覚できます。
全集中力の50%までとはいわないまでも、30%くらいはその音声のほうへもっていかれているのが分かります。
つけっぱなしの職場
前職の税務職員時代には仕事でよく法務局へ出張することがありました。法務局では来訪者の待ち時間を紛らわせるために、テレビがつけっぱなしになっているところが多く、たいてい待ち合いの部屋の隅の天井にテレビが設置されているのです。
このつけっぱなしの環境下で、法務局の業務に従事されている方はよく自分の仕事に集中できるものだといつも感心していたものです。
先日、訪問したとある事務所でもテレビがずっとつけっぱなしになっていました。
仕事のお話しをしていても、自分の氣がその音声にひっぱられているのが自覚できるのです。
たとえていえば、自分ではまっすぐに歩いているつもりなのに、千鳥足になってしまっているような感じ。なので、あまり気持ちのよいものではありません。
食事の時も
よくないこととは思いつつも、税務関係のYouTube動画をみながら朝食を摂ることがあります。
その時には、やはり食べものに集中できておらず、「ただ栄養を経口摂取している」状態になっています。
目と耳が動画のほうに注力してしまい、口中の食べものにまで集中力が回らないのですね。
これがマルチタスクの弊害なのでしょう。
人間はいちどに複数のことには集中することができないそうです。
ごはんをいただきながら動画を見る。
一見ふたつのことを同時にこなしているように見え、当人もふたつのことをやっていると思っています。ところが、実際には人間の注意力は、ごはんと動画を行ったり来たりしているのです。
ちょうど両方オンになるスイッチを入れたり切ったりしているような状況。
ごはん→動画→ ごはん→ 動画→ ごはん→ 動画・・・
という風に、スイッチがカチカチ、カチカチ入れ替わっているのです。
これではお医者さんに聞くまでもなく、身体にはよくないことが明らかです。
できることなら、「いちどにひとつのこと」を実践したいものです。
【きょうのお仕事】
相続税申告の新規案件の資料の写し作成。写しの取り漏れがないように、慎重にすすめます。
【きょうの料理】
鰹のタタキ。きょうはお刺身にしようと決めていたのですが、ボリュームと値段でついついタタキに手が伸びてしまいます。ごちそうさまでした。

