現役であることが元気の素 退きぎわは自分で
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
税務署OB会には元気な先輩方が大勢います。

税務署OB会
税務署を早期退職して開業税理士となった5年前から、税務署のOB会に毎月出席しています。ほぼ皆勤賞といっていいくらい出席しています。
この会の主たる構成員は、国税局.税務署をエライさんで退官されて入会することがほとんど。ですので60代が新入会員ということが多いのです。
今年57歳になる私でも、若手の部類です。
現在よく見えるメンバーの最長老は御年94歳。まだまだお元気です。
先日の会合の際に、80代の大先輩のおふたりとお話ししていたところ、元気の秘訣の一端を伺えました。
現役ということ
元気の秘訣、それは「現役」であること。
お二人とも「現役」の税理士であり、毎朝自宅から事務所へ向かいます。
ご近所の同世代の方々は、そのほとんどが年金暮らしで時間を持て余し、朝、昼、夕と散歩に出掛けて一日を過ごす方もいるそうです。
税理士として現役なので、日々人と会い、相談を受け、案件を処理しています。
現役で仕事をしていることで、一定の緊張感やストレスを受けていることになります。
そのことが脳と身体に刺激を与え続けられて元気の秘訣になっているようです。
定年はお仕着せ
税務署をはじめ、公務員であったり、サラリーマンの場合にはまだまだ元気に働けるのに、一定の年齢になるとその職場から強制的に卒業しなければなりません。
それは、組織としてのきまりごとですので、仕様がないことではあります。
ただ、人のやる気とか能力というものは、一律に年齢では決められるものではありません。
税務署でも定年の延長があり、私と同期生は65歳定年となります。定年延長の理由は、公的年金の支給が伸びるからに他ならないのですが。
60歳とか65歳とか、それは国とか組織の都合で定められたものです。
でも、そのことが「60歳とか、65歳になったら、年金をもらえるからもう働かなくていい」といった先入観をもってしまったり、また刷り込みがされているのではないかとも思うことがあります。
現役は元気の素
先日ご面談したお客様は、60歳になってから専門学校に2年間通ってから、専門の事業を立ち上げたのだそうです。
78歳を目前に、後進に事業をまかせるまで働かれたのだとか。
78歳で退かれるのは、自分の知力と体力と相談してご自身で決定されたということでした。
税理士なら、そういった自分自身で退き際を決めることが可能です。
現役でいることが元気の秘密。そういった意味でもはやめに税務署を辞めて、税理士になってよかったと、大先輩のおはなしを伺っていて確信しました。
【きょうのお仕事】
事務所のHPに1本投稿。月に1本のペースでしか書けていません。ちょっとずつやっていかなければなりません。
【きょうの料理】
天然ブリの煮つけ。高知産です。ごちそうさまでした。

