みな最初は「ようわからんのです」 税理士会の租税教育担当委員
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
税理士会の役員の移動があり、租税教育を担当する税理士会の委員になりました。
何をするにつけ、ようわからんことばかりです。

みなそんなもの
もちろん前任の役員から、会務についてのレジメをもらって説明も受けています。
ただ、それだけでは細かな部分については分かりません。
行事の準備をすすめていると、ぱらぱらと分からないことがでてきます。
それをひとつづつ経験者に聞きながら、解消していっています。
まさに暗中模索で、目隠しして手探りしながら進んでいるような感じです。
だんだん明るくなってくる
租税教育担当を何年も経験している方にとっては、アタリマエのことでも、こちらにとっては初体験なのです。
これは仕事でも同様で、相続税専門で仕事をしている私にとって、法人税の申告は暗中模索状態となります。
反対に法人税主体の税理士先生にとって、相続税申告や土地の評価は暗中模索の状態に感じられるのかも知れません。
経験を積むごとに、徐々に目の前が明るくなってきます。
「そっち方面に明るい、暗い」という表現をしますが、わかることとわからないことの違いを明るさで表現する感覚は実に的を射ていますね。
「最初はみなようわからんのです」とソフトバンクグループの孫正義氏も言ったそうです。
経験することによって、だんだん分かってくる。
年齢を重ねると、時間の経過を早く感じるようになるのは、やることがマンネリだからだそうです。目の前に起こることが、経験したことばかりになる結果、時間の経過を早く感じてしまうということらしいです。
そうすると、この租税教育担当委員の拝命は新しいことを経験して、脳のマンネリを解消することになります。
だんだん明るくなってくる感じを味わえるよい機会だと捉えて、租税教育担当を楽しみたいと思います。
【きょうのお仕事】
役員会の仕事で税務署との協議会に出席しました。
出席した税務署の幹部の約半数が女性だったのには隔世の感がありました。
