租税教室の見学 興味を持って見ると見ないでは大ちがい
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
他の税理士先生が担当する租税教室の講義を見学してきました。
自分も同じように講義をする立場で見学すると興味のもちようが違います。
☞ 租税教室のリハーサルの場がある 人前でしゃべれるようになる

同じ講義資料でも
高校生対象の租税教室で、50分の講義を別々の税理士先生の担当で2コマ見学しました。
税理士先生の講義のしかたも違いますが、生徒が理系クラスと文系クラスだったので、生徒の男子女子の構成比によっての違いで講義中の雰囲気がずいぶん違いました。
最近は、生徒に考えさせる授業(アクティブ・ラーニング)がすすんでいるようです。租税教室でもそれにならい、生徒に考えてもらうパートを設けています。
10分程度の時間をとって、生徒に考えさせてそれを発表してもらう。その際の生徒とのかけあいが講義を盛り上げてくれます。
2コマどちらの講義もまったく同じパワポのスライドショーですすめるのですが、見ていての印象はまったく別ものでした。
生徒の質問
講義の最後に質問コーナーがあり、生徒は特に税理士の収入に興味があるようでした。
講師の税理士先生は、自らのリアルな収入金額と所得金額、さらに手残りの額まで大公開。生徒たちからはどよめきが聞こえていました。
それから講師の経歴にも興味があるようです。
講師の先生は私と同様に元税務職員だったのですが、高卒であること、税務職員の経験年数、国家公務員だったが、いまは一自営業者であることなど。
生徒にとって日常的に接する大人といえば、まず親と家族親類、つぎに学校や塾の先生といったところでしょうか。
未知の税理士という職種の人間のこれまでの経歴を知るというのも、租税教室のひとつの醍醐味なのですね。
【きょうの料理】
豚とゴボウ、エリンギの味噌いため。ごちそうさまでした。


