なにに腹を立てるか、で変化するものとは
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
「腹が立ってきたので~した」というフレーズが口癖になっているひとをたまにみかけます。
何に対して腹を立てる=怒りの感情を持つか。怒りの感情は体調に変化をきたし、身体によくない影響があることは想像できます。
☞ 怒りの代償は大きすぎる 何があっても絶対に怒らない方がお得

怒りが身体へ与えるもの
デールカーネギー著の「道は開ける」のエピソードのひとつにもありました。
レストランの店主が従業員のささいな行動に怒りを爆発させ、心臓まひでぽっくりあの世へいってしまったという話です。
怒りの感情はとても強くて、その力をモチベーションになにくその精神で努力できる、という側面もあるかも知れません。
でも、その立腹した出来事をなんどもなんども思い出して、その度に怒りの感情でもって、自分の身体がダメージを負わせているということにもなります。
若年世代であれば、それもよいのかもしれませんが、年齢を重ねてくるとそのことで受けるダメージは見過ごせないものになってきます。
怒りの感情を持つことはしかたがないが、それをそのまま受け流すように訓練する必要があります。
中村天風の教えの根本に「恐れない、怒らない、悲しまない」というものがあります。
「怒る」というのは、目の前で起こった事象に対して自分の中で発生した「怒り」とがっぷり四つに取っ組み合っているからだといいます。
もし怒りの感情が起こりそうになっても、電車の窓の外を過ぎ去ってゆく風景のように見過ごしてしまえばいいといいます。
なかなかそれは難しいことではありますが、何ごとも練習、訓練すれば、それは習慣になって難なくこなせるようになるはずです。
身体によくないものを口にしないのと同レベルの感覚で、よくない感情はやり過ごすか、持ってしまった怒りの感情はすぐに捨ててしまうようにしたいものです。
【きょうのお仕事】
新規の相続案件の資料を受取りに。コロナが明けてから休日に車が多くなったような気がします。
【きょうの料理】
ささ身のカレー。市販のルウを使ってみるのも楽しいです。


