申告内容の確認態勢 セルフチェックを思考する
Table of Contents
相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
相続税の申告書作成の委任を受けて、申告書をお客様に納品したところ、名前の表記が誤っていると指摘を受けてしまいました。
私の不行き届きでお客様にご迷惑をおかけすることになってしまい反省しきりでした。
ほんとにセルフチェックの方法をみなおす必要があります。

ひとりでどう確認するか
当事務所はひとりで運営していますので、自らが作成した申告書の確認を「目を変えて」することができません。
ひとりでどう目を変えるか。
以前受けた、相続税セミナーの講師の税理士先生は、申告書が完成したらしばらく寝かせておくという方法をとられているのだそうです。
寝かせて間をとることで、新鮮な目線で見直しをかけることができるということでした。
それもひとつの案だとは思うのですが、自分で作ったものは「こんなところを間違うはずがない」という先入観をもってみてしまうものです。
そしてその「こんなところ」で間違いをしてしまうというのがうっかりミスの定番です。
今回は申告書提出前にお客様から指摘をいただいたのでまだよかったのですが、もしそのまま提出してしまっていたら、余計に手間がかかっていたところです。
誰かに依頼するか
やはり誰か相続税の精通者にチェックしてもらうのがいちばんなのでしょうけれど、相続税専門を謳っている税理士が他の人にチェックしてもらうというのもいかがなものかと。
でもひとつでも誤りを指摘してもらえるのであれば、背に腹は代えられません。
【きょうのお仕事】
税理士会の役員と金融機関との懇談会に出席。バンカーの方もいろいろとたいへんなことがよくわかりました。

