クルマはサブスクで借りる時代 所有とサブスクリプション

相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する

知人が車をサブスクリプション契約で借りているという話を耳にしました。

クルマは所有するものだという概念自体薄れてきているようです。

☞ モノと物欲と時間 モノ持ちか時間持ちか

syoyuusuru

サブスク推し

なんでもトヨタは新車購入の場合だと納車まで半年以上待ちなのに、新車のサブスクリプションの場合には2ヶ月で乗れるのだそうです。

クルマのサブスクは車両のレンタル料、保険料、メンテナンス費用などの諸費用込みで、たとえば月額5万円の3年契約といったものです。

レンタカーとは異なり、契約期間中は所有する場合と同様にクルマを返却する必要がありません。そこは所有するのと同じことになります。

所有するということ

モノを所有するということはどういうことなのか。

ふだん、私たちは自分の身のまわりにあるたくさんのモノに囲まれて生活しています。

家を筆頭にクルマ、家電製品、家具、衣類、生活雑貨から文房具にいたるまで、一応は自分の「所有する」不動産や動産です。

今は所有しているクルマでも何年かすれば古くなったり、壊れたりして買い替えます。そのほかの動産も同じで何年かすれば、買い換えて古くなったものは捨てたりします。

自分の身体自体、長くても100年くらいで手放さなければなりません。自分自身が永遠のものでない以上、永久に所有し続けるということはできないのです。

身体が借り物なのなら、裏を返せば時間も借り物だということになります。

そういう風に長い目で見ると、すべては期間限定の借り物だという見方ができます。

超ラッキーなことに、たまたま与えられた借り物の身体と時間です。

せっかくなのでできる限り有益に使ってゆきたいものです。

【きょうのお仕事】

税理士会の会員、つまり税理士対象の相談員の仕事を務めてきました。きょうも4コマ満員御礼でした。ありがたいことです。

【きょうの料理】

ブリの照焼き。調味料の量に躊躇してしまい、なかなか照りが出せません。

teriteri

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889

国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。

事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。

仕事を依頼する

OLYMPUS DIGITAL CAMERA