添付書類も電子送信したほうが楽です 相続税の申告書
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
当方では、相続税の申告書については、すべてイータックス(電子申告)で提出していますが、添付書類についてはプリントアウトして、レターパックで提出していました。
☞ 令和7年から申告書等への収受印の押捺が廃止されます 税務署からイータックス利用お礼の電話

結構な量を送信可能
先日、税理士会の役員と所轄税務署幹部との協議会の際に、相続税申告書の添付書類の説明があり、最大11回、154メガバイトのファイル送信が可能だと知りました。
送信できるイメージデータの容量も増えてきているようです。
相続税の申告書作成に当たっては、基本的に紙ベースで処理を進めており、書類の保存も紙の綴りにしています。
紙ベースの資料をスキャンしてPDF化することを面倒だと思っていたのです。しかし考えてみれば、プリントアウトするのもスキャンするのも手間は同じで、複合機で流すだけのことだと今さらながら気がつきました。
これまでは相続税のお客様には申告書の控えと添付資料を紙ファイルで納品しますので、そのついでに1部写しを余分に作ってそれを税務署に提出していました。
「ついで」に1部余分に作るだけ、と考えて紙で提出していたのですが、これが結構な紙の分量になります。
コピー用紙をホームセンターで買って帰るのも、まあまあの手間だなと思ってはいたのです。
試しにやってみるもの
そこで、先日の相続税申告の際に、初めて添付書類をイメージデータ(PDF)送信してみました。申告書の送信と同時送信です。
添付書類の枚数はA4サイズで50枚程度ありましたが、何らの問題もなくすんなり送れてしまいました。
感じたのは「すごくラクチン」。
今までは申告書を電子送信したら、添付書類の紙束をレターパックに詰めて近所の郵便ポストまで投函に行くのがルーティンになっていました。
ルーティンなので苦になっていた訳ではありませんが、
- 紙でプリントアウトしなくてよい(紙代不要)
- 宛先シールを印刷不要
- 送付状の作成不要
- 郵送料不要
- ポストまで投函しに行く手間不要
などのメリットがあります。
メリットがありますというよりも、メリットしかない。
何でも試しにやってみるものですね。
書類の保存も今は紙の束を段ボールに入れていますが、今後は電子化すべきかなと考えています。
【きょうのお仕事】
【きょうの料理】
大根と鶏団子のさっと煮。


