表計算ソフトで財産明細表を作るメリット
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
相続税申告書作成の仕事の際には、必ず表計算ソフトで先に財産明細表を作成しています。
表計算ソフトと税務ソフトに2回どおり財産の入力をすることになりますので、非常に手間がかかりますが、手間をかけるだけのメリットはある(と信じて)います。
☞ ひとり税理士ならではの申告内容確認方法 どうすればひとりでチェックできるか

ひとりでダブルチェック
先に表計算ソフト、つぎに税務ソフトとそれぞれに財産を入力して、それを照合しますので、ひとり税理士の私でも一応ダブルチェックすることができます。
税務ソフトに財産を入力すれば、申告書とは別に財産の一覧表を出力することができます。
その一覧でチェックすればいいとも思うのですが、税務ソフトの入力はやはり入力フォームが決まっていてなんでもかんでも入力することはできません。ちょっとした演算の追加とかメモとかができないのです。
そこへいくと表計算ソフトは自由自在です。自分自身が分かりやすく、誤りがないように工夫することもできます。
お客様への説明
表計算ソフトで財産明細表を作っておけば、お客様への説明をする際にも役立ちます。
自分なりにアレンジすることももちろん自由自在です。
以前からの習慣
この財産明細表作りは、前職である税務職員の時、もう20年以上前からの習慣になっています。
税務職員の時には、税務調査の一資料として作成していたのです。もちろん税務ソフトは、税務署にはありません。
この表を作ることで、その仕事の基本というか根幹ができて、自分の頭の中も整理される、ような気がするのです。
【きょうのお仕事】
来月中旬締切りの相続税申告書の作成。年末・正月を挟むので、なんとなく気が急きます。
【きょうの料理】
サワラの味噌煮。


