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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
日々、オーディブルで本を聴いています。小林正観さんの本が面白くて、何冊も聴いています。「脱力のすすめ」(小林正観/イースト・プレス)を今聴いています。
幸せを追い求めても無駄
本を聴いてみていちばん印象に残ったのは幸せについての記述です。私の解釈としてはつぎのとおりです。
「幸せはなるものじゃなくて、感じるものだ」と、長渕剛のキャプテンオブザシップの歌詞にあるように、こうなったら絶対に幸せというものはありません。
世界中どこを探しても、膨大な過去の歴史上にも、「これが幸せだ」というものが存在したことがないということは、誰でも知っているはずです。
存在しないものをいくら追い求めても、それに到達できることはありません。
みんなそれを知っているはずなのに、ほとんどの人が幸せを追い求めて生きている日々を過ごし、そのまま死んでいきます。
でも幸せという現象、幸せな人は確かに存在します。
幸せとは、今あるもの、自分が今置かれている状況に感謝して日々をすごすことなのです。
モノを手に入れたら幸せとか、海外旅行に行けたら幸せとか考えてしまいがちですが、そこに絶対的な幸せがあるわけではないのですよね。
☞ モノを手に入れることで幸せにはなれないけど、キッカケにはなる
日常現象に目を向ける
小林正観さんは大学時代に超常現象の研究会のメンバーだったそうです。山頂でUFOを呼び寄せる会を開いたり、ESPカード(5種類のカードの絵柄を言い当てる)を何万回もやってみたり。
超常現象はなかなか起こらないので、日常現象に目を向けるようになり、いろいろ注意して観察してゆくうちに、人の人生は生まれる前からシナリオが決まっており、それをなぞっているだけらしいことに気がついたのだとか。すべての事象はあらかじめ宇宙によって織り込み済みだというのです。
まるでドラマ「仁JIN」のようですね。人は自分の力で運命を変えようとか、ツキがよくなるようにしようとか努力しますが、それもすべて人生に織り込み済みだというのです。考えていると頭が混乱してきますが、運命には絶対に逆らえない、だったらそれをすべて肯定してしまおうと考えたのだそうです。
だから、人生に何が起こっても「ふっふっふっふっ(笑)」と笑って「私ってツイているのよね~」と言って日々を過ごす。どうも「私はツイている」と言い続けられた人がツイている人ということのようです。
この本に出合えた私はツイています。
【きょうの料理】
シーフード(鯖缶とボイルベビーホタテ)のスパイスカレーです。お皿を片付けている間、中火で煮込んでいたら、ええ感じの色合いになりました。味付けは塩とさとう、醤油少々、チョコレートひとかけです。味見してちょっともの足りないと感じた場合には、「塩」だそうです。ひとつまみの塩でガラリと印象が変わります。