「なせばなる、なさねばならぬ・・」世の中知らないことだらけ
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
勘違いをしていることにハッと気がつくことがあります。
「なせばなる、なさねばならぬ・・・」の教訓言葉の「なす」の漢字を取り違えて覚えていました。
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数十年物の勘違い
いま、中村天風著の「運命を拓く」をオーディオブックで聴いているのですが、そのなかに先の教訓言葉が引用されていました。
江戸時代の米沢藩主が遺した言葉だそうですが、正しくはつぎのとおりです。
「為せば成る 為さねば成らぬ 何ごとも 成らぬはひとの 為さぬなりけり」
私はこの言葉の前半部分「何ごとも」までしか知りませんでした。
しかも「為せば成る」なのに「成せば成る」だと思い込んでいました。
意味の捉えかたとして「何でもやればできる」という安直な解釈しかしていませんでした。
この言葉に最初に触れたのはいつだったのか覚えてはいませんが、幼少の頃からなんども耳にしていながら、その意味を考えてみることもありませんでした。それくらいありふれている言葉だと捉えていたのです。
あらためて、正しい漢字でみなおしてみると、「為す」は行動することであり、「成る」はその成果の実現ということでしょう。
つまり、「すべてのことは行動すれば実現するものだ 実現しないのは行動しないからだ」ということだと考えられます。
行動、自ら活動することです。
たとえば、読書とか動画視聴とかで健康法の知識を得たとしても、それを実践してみなければ、いつまでたっても健康になれることはありません。
「成せば成る」なんて当たり前じゃないかと、その意味もよく理解せず今まで過ごしてきました。
あらためてこの言葉を味わってみると、真理を突いた言葉だということがよく分かりました。
この勘違いは氷山の一角で、勘違いしていることはほかにも山ほどあるのでしょう。基礎的で誰でも知っているような言葉ほど、知ってるつもりでおろそかにしてしまいがちです。
あらためて、注意してみていきたいものです。
【きょうのお仕事】
新たに開所した事務所をアポなしで覗きに。お盆休みでなくてよかった。
【きょうの料理】
蒸し豚ロース、メークイン、茄子。蒸し料理はカンタンヘルシー。ごちそうさまでした。

