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メールでの思い込み・勘違いに気をつける お客様とのやりとりは慎重に 

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メールでの思い込み・勘違いに気をつける お客様とのやりとりは慎重に 

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

以前、お客様とのご面談の約束日時を取り違えたことがありました。それ以来のミスをやってしまったというお話です。

☞ お約束の時間には要注意

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メールの差出人の勘違い

相続税案件で、相続人は子2名で兄と弟です。面識のあるのは弟さんだけで、弟さんとは面談の後にLINEとメールでやりとりをしていました。

弟さんからご提供いただいた資料をもとに、財産明細が完成したので、それを参考に遺産分割をどのようにするか決定してくださいといった内容の文書をご兄弟、双方へ郵送した数日後、一通のメールが入りました。

メールの内容は、相続税について直接説明を伺いたいというものでした。メールの本文には、署名とかフルネームの記述がなかったので、私はてっきり面識のある弟さんからのメールだと思って、近所の喫茶店でお会いする約束をしていました。

その後お会いする前日になって、弟さんからLINEで「明日は休日出勤になったから、明日電話していいですか」と連絡がありました。

私は急遽休日出勤になったものと思い、翌日は喫茶店には行かずに、弟さんから電話を受けてお話ししました。

ところが電話を終えたあと、すぐにまた弟さんから電話が入りました。内容は「会う約束をしたのに、税理士が来ない。」と私とは面識のないお兄さんから電話があったとのこと。

そこではじめて、面談希望のメールの差出人が弟さんからではなくお兄さんからのものだったということに気がついたのでした。(ガビーン!)急いでお約束の喫茶店に駆けつけて、謝罪して事なきを得ましたが、久々に慌てました。

兄弟の引き寄せ?

仮に、前日弟さんから「明日、電話を入れる」というLINEをいただいていなければ、わたしは当日、お約束の時間に喫茶店へ出向き、その時間に(面識のない)お兄さんと「あなたはだあれ?」という状況になっていたことになります。

「そんなこともあるだろう」と思ってしまえば、そんなに大したことではありません。ですがご兄弟なので、その日時に何か引き寄せるものがあったのかも知れないなと考えてしまいます。

ミスの対処法

しかし、ミステイクではありますから、対処法を考えておく必要があります。

このミステイクの原因、対処法は①メールの差出人の確認不足、②遠方にお住まいのAさんがそう易々と近所まで来ることは困難ということは状況的に無理があるのではないかと違和感を持てなかったこと。

その違和感をもったなら、細部をよく確認するようにしなければいけないですね。メールなら履歴が残り、後で確認できるからとざっとしか読んでいなかったことも一因かと思います。

よい勉強になりました。ありがとうございました。

【きょうの料理】

シーフードカレーです。
おいしいカレーの秘訣をご存知ですか?出汁(顆粒コンソメ、チキンスープの素)を多めに入れると美味しくなります。そんなこと当たり前だと思われることでしょう。でも、特にうまみの少ない具材の場合は、あえて出汁を入れないと物足りないこともあります。しかし、”~の素”に頼り過ぎるのもいかがなものかとも思ってしまいます。その辺の駆け引きも料理の一部です。

curry
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