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法人の顧問先をもったほうがいいよ~相続税理士のジレンマ

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法人の顧問先をもったほうがいいよ~相続税理士のジレンマ

昨夜は定例の税務署OB会でした。
資産税OBの先輩税理士先生から、ご助言をいただきました。

「法人のお客さんを持たないかんで、オカダちゃん~」

meeting

顧問報酬という安心感

法人の顧問税理士になれば、顧問料という定期収入がはいってきます。
ただ、法人の顧問になると年末調整の業務があり、また決算後から申告書提出までにはきまった事務量をこなさなければならず、その期間は偶発的なお仕事への対応がむつかしくなるとのことでした。

たしかに、法人の顧問になると、頻度はお客様によりますが、定期的に訪問しての会計監査とか記帳とかのルーティンのお仕事が必須となります。やらないわけにはいかないお仕事なわけですね。そこに相続とか単発・スポットのお仕事がはいってしまうと処理が追いつかなくなってしまうということです。

あたりまえですが、相続のおしごとはひと相手なので、いつなんどき依頼があるかわかりません。毎月1件づつというわけにはいかず、なんらかの事情で申告期限直前になって依頼がはいることもあり、たてつづけに依頼が重なることもあれば、閑散としてヒマになるときもあります。

ヒマになるとやってくるもの

この閑散期にやってくるものが「不安」です。このまま仕事が来なかったらどうしよう。年金がもらえるまでどうやって食いつなごうか、老後の資金を蓄えられるのだろうかなどと、いろいろと考えてしまうのです。感情は真空をきらうものなのだそうで、なにもしていないヒマな時間めがけてそういったネガティブな感情が侵食してくるのですね。

そこでその恐怖感にたえられず、安定収入をもとめてついつい法人顧問のおしごとをするようになるというメカニズムなわけです。

ほどよいバランスで、法人顧問報酬の安定収入をえつつ、相続のお仕事もこなしてゆくのが理想なのでしょう。ですが、なかなかちょうどいい感じで、つづけておしごとがいただける状態は、まさに理想ではありますが、ヒマならヒマでなにかほかごとをして、鋭気をやしなっていたほうがいいなと開業3年目に入ったわたしはそう思っています。

【きょうの料理】

レンチン蒸し鶏です。
鶏むね肉にかるく塩をもみこんで、ラップをしてレンジで6分程度加熱すればできあがり。
お好みで柚子こしょうなどでいただくのもあり、お好きな調味料でじぶん好みの味付けでいただけるのも魅力です。

chicken

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