案件の難易度で差をつけるのが理想 税理士独立開業
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
相対的なものではありますが、難解な案件と軽易な案件がやはりあるものです。

ほんとに難解な案件とは
難解な案件とはどのようなものかといえば、たとえば相続財産の土地の筆数が数百にも上るものとかを想像されるかも知れません。
たしかに土地の筆数が数百にもなると、その位置確認からして大変な作業になります。ただ、土地は現実にそこに存在しているものであり、権利関係なども確認すればそれで済みます。材料さえそろえばあとはこちらがどう調理するかは自由です。言うなれば、こっちの領域であり自分でどうにでもなる世界です。
ほんとに難解なこと
ほんとに難解なのはこちらでどうしようもないこと。たとえば相続人同士の関係性がうまくいっていないような案件です。
相続人間で相続財産の奪い合いになっている場合もありますが、相続人同士が牽制しあっているような感じでなかなか分割協議が進展しない場合もあります。
そういったケースと、極端ではありますが、法定相続人がひとりだけの場合とか、長男がすべて相続取得することに決まっているようなケースとでは、難易度の差が著しく。
こういった難易度に関しては、相続財産の多寡や法定相続人の数で推しはかることは困難です。
本来であれば、そういった難易度でもって報酬の額を差別化するべきなのでしょうけれど、なかなかそれも現実には難しいことでできていないのが現状です。
こういったことは相続税案件に限ったものではないでしょうけれど、うまい解決方法はないものかといつも思案しています。
【きょうのお仕事】
相続税申告書の内容確認のご説明。
【きょうの料理】
スープカレー。あごだしパックで出汁を、味噌で調味しました。なかなかいけます。ごちそうさまでした。

