板書で楽しい勉強会 人に説明するという行為
Table of Contents
相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
顧問先の税理士事務所でミニ勉強会を毎週開いています。最近ホワイトボードに板書して説明するのが楽しいと感じるようになってきました。
実際に書く
年間36時間の受講が義務付けられている、税理士会のオンデマンド研修は、説明資料を基にした講義形式です。
講師はマイクを前に説明するだけで、ホワイトボードなりに板書することはほとんどありません。
聞いているだけで、判りやすい説明をする講師もあれば、お話が単調で内容が頭にはいってこない講師もいます。
以前読んだ本に、「何かを説明する時は、汚い文字でもいいから板書するべき」とありました。その理由は「インパクトがあるから」ということでした。
昨今はパワーポイントのスライドショーで次々に文字やアニメーションが展開されて、説明するのが簡単になったような印象があります。
もう、黒板やホワイトボードの時代ではない・・・と思われるかも知れません。
でも実際に説明する側になってみると、板書している「間」とか、説明の筋道に沿って順々に書きくわえてゆくことが説明の助けになっていると感じます。
それから、説明している側で気づきがあります。
説明している自分自身、そのテーマのことすべてについて網羅している訳ではありません。
説明内容に関連することについて、理解ができていないことや、疑問が浮かんだりします。
そして、自分が板書して説明して、その板書をあらためて見なおし、自分自身の理解をより深める一助になります。
あらためてアウトプットの重要性を感じます。
【きょうの料理】
うな重。


