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人って、ついつい足りないことにばかり目がいってしまうものだな、とよく思います。
ついつい不平が口をついてでてくる
10年来、市民農園をお借りして野菜の栽培をしています。
夏野菜、特にキュウリは穫れはじめると次から次へとに実が大きくなって、
食べきれないほど収穫できる日がつづきます。
穫れすぎると、「こんなにいっぺんに穫れなくていいのに。」と思ってしまいます。
ところが、穫れすぎる時期はほんの2・3週間ほどで、それを過ぎると徐々に株が弱ってきて
たまに1本穫れるか穫れないかということになります。
そうなってくると、「もうちょっと穫れたらいいのに。」と思ってしまいます。
不平の発露は人間の本質
そう、どっちにしても不平の感情が発生しているのが分かります。
キュウリはただただその土や、肥料や、日照などの条件によって自然に成長しているだけなのですが、それを見ている人間が勝手に苦情を申し立てているだけなのです。
足りていない感情自体は悪いことではありません。
足りないからもっと努力するという感情なしには、人類の発展はなかったことでしょうし、人間の生存には不可欠で、それが人間の本質なのでしょう。
意図して足りていることに注目すること
ただ、自然に起こってくるそういう感情を放置すると、不足の部分にばかり目がいってしまって、足りている事への感謝を忘れていしまいがちです。
ずっと、不平ばかり言っている人とは一緒にいたくありませんよね。
それに、その不平を一番近くで聴いているのは他ならぬ自分自身なのです。自分で自分を攻撃しているようなものです。まさに自傷行為です。
そんなわけで、あえて意図的に不平不満は口にしないようにしています。
苦情の虜にはなりたくありませんから。
【きょうのお仕事】
相続案件の土地評価の作業。
地図を見ているとわくわくします。
【きょうの料理】
はまちの照焼きです。
あまり照りがでていませんが・・・
税務署OBの大先輩からのいただきもののハマチです。60㎝はあったでしょうか。
今朝まで、瀬戸内海を魚雷よろしくビュンビュン泳いでいた魚ですから鮮度は抜群です。
いただくと、ほんとうに活力というか、みなぎる感覚というか、元気がでてきました。
下に敷いてあるのはレンチンキャベツですが、照焼きのたれがからんでおいしい。
こんな感じで野菜を添えると、自然に野菜も摂れますからおすすめです。。