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ありあまるパワーはいらない~足るを知る

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ありあまるパワーはいらない~足るを知る

数年前に大型バイクをやめました。
理由は持てあましていたからです。
あり余るものはもたないほうがいいなと最近は感じます。

moto-bikes
GAISYA

必要にして充分なのもの

cb750
HONDA CB750

今から35年前、高校生時代に中型二輪免許(普通二輪免許)をとって以来、
なにかしらのバイクを乗り継いできていました。

400CCまでしか乗れない、という被差別感覚がずっとあったので、一念発起して40歳の時に大型二輪免許をとりました。
その当時新車で売られていた(最終型)HONDAのCB750を購入、10年以上乗っていました。

大型バイクとはいえ、以前の排気量制限規格の750CCで、とても乗りやすくて気に入っていたのですが、とにかく押し引きする取り回しが重たい。自宅の駐輪場からひっぱりだすのにも倒したらどうしようかと緊張します。

走りだしたら、とても快適なのですが、こんどはあり余るパワーを持て余します。最近の大型車には足元にも及ばないにしても、ふだんちょっと気軽に乗ろうとは思えなくなってきていました。

加齢による体力減退もあるのでしょうが、乗っているのがなんだか苦痛に思えていました。そんな時期にプチツーリング中に初の立ちごけ・・・。ややパニックになっていたこともあるのでしょうが、バイクを起こそうとして腰を痛めてしまい、通りがかりのツアラーさんに助けてもらう始末・・・。

そんなこともあり、大型バイクからは手を引いたのです。
それから250CCのセローに乗り換えてからは、気軽にバイクを楽しめています。
速いバイクではありません。でも、必要にして十分なパワーがあり、一般道でほかのクルマの流れに乗るのには十分です。のりかえてよかったことは、なによりメンタル面が気軽になったこと。

cub110
HONDA C110

ビッグパワーはわたしには過剰でした。
これはなににでもあてはまると思います。

食事による栄養摂取は大切なことですが、過剰摂取は不都合な結果を招きます。
運動は健全な生活には欠かせませんが、あまりやりすぎると逆に身体に毒です。
お金はどうでしょうか?お金が欠乏しているのもつらいものがありますが、ありあまっていると相続争いのタネになったりしてそれもまたつらいものがありますね。

「なにごともほどほどでいい。」と言ってしまうとなんだか、やる気・気力がないような印象をうけますがほんとうはそれがいちばんなのだろうと最近は感じます。

立って半畳、寝て一畳、天下取っても2合半

世界中を手中におさめたとしても人間一人が生きていくのにはそれだけあれば充分だという例えです。
わたしはいちにちに二合半も食べられませんが、足るを知ってほどほどで生きてゆくのが、結果的には身体面にも精神面にもよい結果となるという先人の教えなのでしょうね。


【今日の料理】

具だくさんクリームシチューです。
鶏むね肉1枚、なすび、にんじん、しめじ、いり卵、玉ねぎ、にんにく。
冷凍しておいた鶏むね肉を、冷蔵解凍したものを600Wレンチン5分。
さましてからカットして、フライパンで蒸し焼きにしておいた他の具材とともに
炒めます。お湯1.5カップを加えて煮込み、さらに牛乳1/2カップをくわえて
煮立たせないようにあたためて、火を止めてから顆粒シチューのもとをおおさじ5程度くわえて
弱火で煮込みます。味を見て足りていればそれでよし。こしょうをぱらぱらしたらできあがり。

stew

もう10月ですね。肌寒い季節にはシチューがいちばん。
かんたんですから\(^^;)

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