Table of Contents
お金というものは実態がなくて、いくらでも増えるものだと考えているひとがいます。反対にお金は限りがあるもの、お金は奪い合うものと考えているひともいます。お金に対する捉え方・イメージはひとそれぞれです。
私は、お金は無限に増え続けるものだと思っています。それを実感するのは、野菜を栽培しているときです。
一粒の種が、何百倍にも膨れ上がる
夏野菜の定番中の定番キュウリ。1株から40~50本のキュウリがとれます。この40~50本のキュウリのおおもとは一粒の種です。
一粒の種から50本のキュウリができる。市民農園の作物の販売はできませんが、キュウリは売ればお金に替わります。
帳簿でいうと記帳仕訳は
現金 30円 / 売上 30円
となり、30円×収穫本数のお金が手に入ります。もちろん、キュウリをつくるための経費は必要ですが、このお金は誰が生み出したものなのでしょうか?
「そんなのは決まっている、ワシの労力が生み出したんじゃ!」
とおっしゃるかもしれません。たしかにキュウリをそだてる労力は必要ですが、それはキュウリの成長の手助けをしているに過ぎません。では何がお金、富を生み出したのかと考えてみると・・・
宇宙が生み出してくれる
その富はキュウリが土、水、太陽光で成長して生み出したものです。それは、この宇宙のシステムが生み出すようにプログラムされているということで、人はそのプログラムを利用させてもらっているに過ぎない。
その自然増殖プログラムが、富に変換されるのですから、富は毎年毎年キュウリやそのほかの作物が出来る度に増殖しつづけます。
ですから、全体としてこの世界の富は増殖を続けて、グルグル循環して減ることがない訳です。
- 「お金がなくなったらどうしよう!」
- 「老後資金は2,000万円必要だ!」
- 「長生きはリスクだ!」
- 「公的年金はあてにならない!」
などなどほとんどのひとがこういった不安をかかえています。不安を解消するために、好きでもない仕事を続ける、個人年金に加入する、宝くじを買う、株式や不動産に投資をするなどしているかたがたくさんいらっしゃいます。
では、お金がいくらあれば安心なのか考えたことがありますか?
1000万円? 2000万円? 5000万円? 1億円?
おそらく、なんらのビジョンも描かないで投資に奔走しているひとは、資産が1億円になっても安心できないのではないでしょうか。それはいくらあればよいのかわからないので、まだ足りないんじゃないかという不安に取りつかれてしまうからです。
残りの人生のキャッシュフロー表を作ってみる!
お金が足りなくなるか不安な方は、表計算ソフトを使って、残りの人生のキャッシュフロー表を作ってみてはどうでしょうか。
日本FP協会のHPからも無料でダウンロードできます。
自分が何歳で亡くなるか想定して、その年までのイベントごとを想像してみる。
もちろん、いつ死ぬかは神のみぞ知ることですが、こうしてシミュレーションしてみると、不思議と安心感が得られます。
なぜ安心できるのでしょうか?
それは、あくまでも予定なのだけれども、頭の中で「どうしようどうしよう」と不安に思っていることが具体化するからだと思います。どうしようどうしよう」は幽霊のようなもので、漠然と不安を抱え込んでしまっているのでしょう。
そして安心感をえたら、楽しくそこそこ稼ぎつづけられることを見つけること。そうすれば、不安はうすらいできます。それに、お金は勝手に増え続けるのですから、心配しなくても大丈夫と私は信じています。
【きょうの料理日記】
コメダ珈琲店のエビカツバーガーです。
デフォルトは3等分なのですが、お好みの大きさにカットしてもらえます。
今回は6等分にしてもらいましたが、ほんとうはデフォルトの3等分がいちばんおいしくいただけるカットなのかも知れません。