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無料・定額制の書籍の感想は?

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無料・定額制の書籍の感想は?

当ブログをご覧いただきありがとうございます。税理士の岡田隆行です。

あなたは本を読みたいときはどうしていますか。私は以前はできる限り買うことはせずに、図書館で借りることにしていました。

☞ 本を買おうか迷ったら

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定額制は素晴らしいサービスだが・・

高松市内在住者または高松市内就労者であれば各高松市立図書館の書籍は無料で借りることができます。2週間の期限付きですが無料です。

2週間たてば返却するので、本棚がいっぱいになることもありませんので、貸出制限冊数いっぱいまで借りて、期限に返却してまた別の本を借りるというのを繰り返していました。

図書館の書籍は、新刊もどんどん導入されますが、人気のある本は貸出中となっているものが多く、借りやすい本は年数の経っているものがほとんどです。経年により結構くたびれていたり、中には書き込みがあったり、ページの端に折り曲げた跡があったりします。当然ですが、それは決して気持ちのいいものではありません。

逆に言えば、書き込みも折り曲げもできないのです。無料なので、いっぺんに借りてくるものの、きれいに読まねばならず、期限があるので読む時間もなく、きちんと読めたのはわずかな冊数でした。

最近まで、電子書籍kindleの登録をしていました。読み放題の書籍を何冊もチョイスはしていて読もうとおもってはいるのですが、電子ですから目につかないので、読まない癖がつくとまったくkindleアプリを開かない日々がつづき、これも読み切れないまま時間がたってしまって、月額使用料ばかり払っている状況でしたので解約することにしました。

重たい紙の本を持ち歩かなくても済むという利点は、主な移動手段が電車とかバスという方には向いているのですが、クルマ・バイク移動が主体の場合にはあまり利点になりません。

本は身銭を切って自分のモノにする

図書館の本もkindle本もどうしても、読み方が荒っぽくなってしまうのです。それは、いくら借りても無料、または定額という意識があるからに他なりません。これが身銭を切った、紙の本であれば、リアルな自分自身の本ですから、感銘を受けた箇所にはいくらでもマーキングできますし、いつでも読み返すことができます。マーキングがあるのでその部分を見返すことも容易です。

齋藤孝さんも「20歳の自分に伝えたい知的生活のすゝめ」の中で書籍をお金を払って自分のものにすることを”「身銭を切る効果」で血肉化する”と述べています。

音楽や映画のサブスクリプションの配信サービスにもこのことが同様にあてはまるのではないでしょうか。聞き放題、観放題はその作品に対する思い入れというものが、限りなく希薄になってしまうのですよね。

例えるならばインスタントコーヒー。ティースプーン1杯につき1カップの熱湯を加えれば、ちょうどよい加減のコーヒーになりますが、熱湯が1リットルだとどうなるでしょうか。その液体は・・コーヒーとは呼べないものでしょうね。

【きょうの料理】

ハマチと厚揚げの照焼きです。オリーブオイルで薄力粉をまぶした具材を焼いてから、酒・醤油・みりんを煮詰めたものにからめます。彩りの緑はほうれん草のおひたしです。

hamachi

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