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今あるものに集中して感謝する

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今あるものに集中して感謝する

当ブログをご覧いただきありがとうございます。税理士の岡田隆行です。

春、花の季節ですねえ。高松では桜も5分咲きです。今朝、スローランニングの途中に水仙を見つけました。しばし見入っていると、モワッとむえかえるような水仙の香りを感じました。

嗅覚が戻ってきた

一昨年の11月に毎晩のお酒をやめて、それからしばらくするとまともな嗅覚が戻ってきました。何年の間かはっきりしないのですが、ずいぶんと嗅覚が鈍い状態が続いていました。視覚や聴覚であれば、生活に支障がありますから治療を考えていたと思いますが、匂いが少々しなくても日常生活にそんなに支障はありません。

むしろ嫌な匂いを嗅がずに済むということも言えます。でも、それはいい香りも嗅げないということです。それに危険な匂いにも反応できないということですから、それが原因でなんらかのトラブルに遭遇しないとも限りません。やはり、それなりの嗅覚をもっていることに越したことはないのです。

あることを普通(アタリマエ)とは思わないこと

お酒をやめてから数か月で嗅覚が戻ってきて、今では香りがあることが普通になってしまっています。普通に匂うようになってしまうと、それがなかった時のことはすぐに忘れてしまいます。

たとえば、お酒の飲み過ぎでひどい二日酔いにさいなまれて、もう二度とこんなに飲まないぞと心に誓ったのに、また同じ愚行を繰り返してしまうことありますよね。”喉元過ぎれば熱さを忘れる”のことわざの通りのことを人はやってしまいがちな生き物なのですね。

ドイツの哲学者ショーペンハウエルは「我々は備わっているものをほとんど気にかけず、いつも欠けているもののことばかり考える。」と言ったそうですがけだし名言です。

何不自由なく普通に毎日過ごせていることって、実は、本当は何ものに替えがたいありがたいことなのです。それこそ世界中のありったけの金塊、ビルゲイツの全財産だろうと、アリババの宝物だろうとそれらを全部積まれたとしても、この何不自由のないくらしと交換することはできないでしょう。

よくよく考えてみれば、そんなこと分かりそうなものですが、ついつい忘れがちなことを、普通であることのありがたさを常に心に持てば、些細のことなど笑い飛ばせてしまいます。

【きょうの料理】

厚揚げと鶏むね肉の炒め煮です。去年の秋に種まきした畑の大根も、もうなくなってしまいます。そろそろ夏野菜の準備にかからなければなりません。

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