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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
申告期限までまだまだ時間がある、と思って仕事に相対していると、ついついのんべんだらりとした気分になってしまいませんか。
申告期限までの間が魔
相続税の申告書作成のお仕事は、相続開始から申告期限まで10ヶ月あります。申告期限ぎりぎりのご依頼もなかにはありますが、申告期限まで8ヶ月とか半年後言ったケースが多いです。
半年後と考えてしまうと、その仕事は棚上げにしておいて目の前の別の仕事を優先させるのが通常の判断だと思います。
そうして仕事に優先順位をつけていくと、期限が先の案件がほったらかしになってしまいがちです。手をつけない期間が長くなればなるほど、どんどん手を付けるのが億劫になってしまうという循環に陥ってしまいます。
できるところまで済ませておく
その対策としては、いただいている資料をもとに作業ができるところまで一気に片付けてしまっておくことです。追加資料が必要であったり、確認しておくべき点があれば、お客様にそれをお願いしておけるまでの作業を終えておく。そうすれば、お客様を待たせていることにもなりませんから安心です。
常にそういう状況になっていれば、別に急な案件が入ったとしても、手が回らないのでお断りするような事態を避けることができます。
優先順位が難しい
いずれにせよ、仕事の優先順位を決めるのは悩ましい作業です。どの仕事を優先するか考えなければならないほど仕事があるなんて、なんともぜいたくな悩みです。
それならば、人を雇えばいいのではないかと考えがちですが、いくら仕事が重なってきても、アウトソーシングしにくいのは相続税案件の特徴のひとつです。
仕事量が一定ではなく、手作業が多くてルーチンワークが少ないので、たとえ人を雇っても、すぐにお願いする仕事がなくなってしまうことになります。
次から次へと、とてもひとりで処理できないほどの仕事が舞い込んで来るのであれば別ですが、そこまではご依頼もありませんので。
【きょうの料理】
キュウリと鶏もも肉(切り身)炒めです。
そう言えば世間では昨日はうなぎの日だったのですね。「人のゆく裏に道あり花の山」という言葉を聴いたことがあります。大勢が何かに集中する時は、ゴールデンウイークの旅行と同じように値段は高くてサービスも悪くなるというのが当然の帰結です。ですから、今日あたりにうなぎを買うのがベストなのでしょうが、スーパーでうなぎコーナーを見るのを忘れていました。