Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
以前、バイクで泊りがけのツーリングに出掛けていた頃は、バイクに小型のポータブルナビを付けていました。ソニーのNAV-U(ナブ・ユー)という製品でしたが、今は製造されていないようです。最近はバイクにスマホホルダーを付けて、スマホをナビ代わりにしている人が多いようですね。
確かに便利なんだけど
わざわざ専用のナビを買わなくても、スマホで代用できるのですから、それは素晴らしいことです。
ただ、私はどうも虎の子のスマホを、疾走するバイクの過酷な環境に晒すことに抵抗があります。それから、あのスマホ・ホルダーのデザインがせっかくのバイクのデザインを損ねてしまうので、装着することをためらっています。
それと、スマホが多機能で便利ということの裏返しではあるのですが、電話着信や、メール着信、LINE、その他さまざまな「お知らせ」が頻繁にスマホには届きます。
お知らせ機能をオフにしておけば問題はないのでしょうけど、見られるものは見たいと思うのが人間というものです。ついつい、スマホに目が行ってしまうことがあると思うのです。
クルマのナビの場合には、ドライバーの視線移動は横なのですが、バイクの場合は縦に視線を移動させることになります。どうしても視界が縦長になりやすく左右の視界が狭まってくるのがバイクの視界のようです。しかし、避けるべき障害物や他の車両は左右方向に存在しており、縦方向から迫ってくる危険はそんなにありません。
バイクナビを付けていた当時の経験ですが、ナビを注視するあまり周りの状況に対する反応がおろそかになっていました。
数人でのツーリング先でのことです。ナビを装備していない私以外のメンバーは目的地の標識に気がついていたのに、私だけナビばかり見ていて気がつかずに素通りしていたことがありました。
標識を見落としたのであれば、到着が遅れるくらいのことで、大した問題ではありませんが、ナビやスマホを注視していての追突事故も多いにあり得ることです。それはなんとしても避けなければならないことです。
アマゾンを覗いてみると、現在でもバイク用の小型ナビは様々なメーカーが製造しているようです。あったらいいなとは思うのですが。
ナビ普及前のツーリング
その昔(30年以上前)ツーリングマップルだけで北海道を巡ったことがあります。GPSやインターネットがまだ構築されていない頃、ツーリングマップルの区間距離を足し算して目的地までの距離を計算して、ツーリングのプランを練っていました。
今思い起こせば、町から町への幹線道路は把握が容易なのですが、細部の曲がり角は、縮尺の大きな地図ではとても読み切ることができません。
細部になってくると、標識と感覚を頼りに走るほかなかったのです。その迷いながらもたどり着くという感覚がツーリングの醍醐味だったような気もします。
ナビどおりに走れば、必ず着けるというのはたしかに安心です。ただ、何かが便利になると、何かそこにあった人間の感覚や不便であるからこそ得られていた感動などが損なわれるのは間違いありません。
【きょうの仕事】
相続税対策のご相談で出張してきました。高度成長期、バブルを経験した経営者は豪胆な方が多いですね。
【きょうの料理】
鶏と蓮根の甘酢あんです。蓮根はそれなりの大きさにカットするのがおすすめです。それなりに大きい方が食感を楽しめます。